ドレスコードは気負わずに【ダイヤモンドプリンセス】
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ドレスコードが適用される時間・場所
ドレスコードが適用される時間は基本夕食時以降から就寝までの時間になります。日中や寄港地では動きやすい服装で過ごしましょう。靴はかかとの低い靴やデッキシューズ、ジョギングシューズなど疲れにくく履きなれている物がお勧めです。短パンやTシャツなどもOKです。
水着はご自身の客室からプールまでの移動の時は上にTシャツやカーディガンを羽織りましょう。サンダルでOKです。しかしラウンジ等の共有パブリックスペースへは上に羽織っていても水着のままでは行けませんのでご注意ください。
また、ドレスコードがかかっているフォーマルな装いが苦手な方はメインレストランへは行かず、ビュッフェへ行き普段着で食事をとるかたもいます。ラグジュアリー船等、通常ドレスコードは場所を問わず船全体で合わせましょうという考えですが、ダイヤモンド・プリンセスでは、ビュッフェなどでは大目に見ていただけそうです。
ダイヤモンド・プリンセスのフォーマル度は肩の力を抜いて大丈夫
ダイヤモンド・プリンセスはプレミアム船と言って船のランクで言えば真ん中のランクです。ホテルにたとえると、五つ星がラグジュアリー船。プレミアム船は三ツ星くらいのランクになります。なのでそこまでがっちがちに厳しいドレスコードがあるわけではありません。
ダイヤモンド・プリンセスのドレスコードは2種類です。一つは【フォーマル】もう一つが【スマートカジュアル】になります。【フォーマル】は公式のサイトでは男性はタキシード・ダークスーツ。女性はイブニングドレス・カクテルドレス・着物。とあり、「結婚式」に御呼ばれしたときをイメージしてください、とあります。
【スマートカジュアル】の方は男性はスラックス・襟付きシャツ・ジャケット・ブレザー、ネクタイは不要です。女性はワンピース・ブラウス・スカート。とあり、「レストラン」へ行く時をイメージしてくださいとあります。
フォーマル実際のところは
ダイヤモンド・プリンセスでの【フォーマル】の実際のところはというと、男性はダークスーツにネクタイの方が断トツ多くタキシードを着用している方は比率としては30パーセントほどでした。
女性は一言で言うならバラバラ。フォーマルの格式にのっとって引きずるようなイブニングドレスのかたもいらっしゃるし、膝丈くらいのドレスの方もいます。丈に関して言えばひざ下から足元までの長さの方が一番多かったです。
海外の方は惜しげもなく二の腕を見せます。日本の方も多くの方が陸でのパーティーに比べるとデコルテから腕にかけては思い切って肌を露出させていらっしゃいますね。それくらい思いきる方がかっこ良いと思います。みんなでやれば怖くない。
着物の時のコツ
そしてやはり着物等の自国の民族衣装はとても華やかで人気があります。ただ着物に関してはご自身で着付けができるのが一番ですね。それに荷物が大量になりますので事前に送る手配を取ると手間が省けます。
着物は実際着ている方は沢山いらっしゃいます。この時のコツですが、大島紬のようなお着物も日本人の目からすればとても素敵ですが海外の方からすれば、もう少し色のあるピンクやオレンジ等を着ているととても人気がありひっきりなしに写真を一緒に撮ってくれとお願いされてちょっとした、アイドル気分を味わえます。
色のコツや注意点
同様に洋装も黒のドレスでまとめるのもOKなのですがどうしても男性の色と同系色になるので目につきにくいです。どうせならカラフルな色のドレスで華やかに映る方が楽しいですね。陸上ではなかなか着ない色に挑戦するのも楽しいと思います。
フォーマルは無地のイメージですが、実際には柄の入ったドレスを着ている方も多いのでそこは気にされることはないと思います。リアルファーに関しては動物愛護の観点からNGだというお考えの方も多いので、色々な国籍の方々が集まる船上のパーティーなどでは避けた方が無難ですね。
スマートカジュアル実際のところは
【スマートカジュアル】の実際のところはどうかというと男性はちょっとかしこまった場所、上司のお宅に招かれた時に失礼の無いように訪問するようなかっこうとでもいうのでしょうか、そんな感じをイメージすると良いと思います。
ポロシャツのみの方もいらっしゃいましたし、ジャケットは着用していない方もいらっしゃいました。襟付きシャツにスラックスであれば間違いないです。イメージよりはかなりラフと言っても過言ではないくらいの感覚です。
ただ船内とても冷房が効いているので寒さよけにジャケットを羽織っていかれても良いと思います。基本ジャケットなし、ネクタイなしでOKです。シャツなどでおしゃれを楽しんでみましょう。
女性はちょっとお出かけしますという感じのワンピースやブラウスにスカート・ジャケット、日常でも着れるくらいです。少しかしこまったレストランへ大事な方と一緒に行くときに失礼のない恰好で行きますよね?それをイメージすると良いと思います。
靴を忘れるとせっかくのコーディネートが水の泡
そして忘れてはいけないのが「靴」足元です。ついつい上のドレスや小物にばかり考えが行きそうですが、パンプスや革靴を忘れない様に鞄に詰めておいてください。以前、スーツはばっちり揃えてきてますが、革靴を忘れたとのことでスニーカーとスーツという残念な組み合わせでパーティーに参加された方がいらっしゃったそうです。せっかくのおしゃれも台無しになるので足元は十分気を付けましょう。
船内にもレンタル衣装があるのですが、全て自分で申し込んだりする必要が有るのとやはり数がそんなにないのでいざというときに用意できず参加できないということにもなりかねないので乗船前に用意しておく方が良いです。
シャンパンタワーをしているホールでは皆さんもちろん着飾っていますが、中にはこの様子を見ようと少し離れたところで見学している方もいました。その方は短パンTシャツの恰好で観ていました。参加することは厳しいですが流石に連れ出されることはないです。
普段はしない蝶ネクタイもあの場ではしない方が恥ずかしいと思うくらいです。たまには弾けてみても楽しいと思います。
ダイヤモンド・プリンセスは選択肢が豊富で各々が満足できる船
実際のところはダイヤモンド・プリンセスのフォーマルナイトはカオスです。バラバラっ。それでも許されるので、この際思い切り振り切っておしゃれを楽しむのもいいと思います。
ドレスの丈が引きずるくらいのもフォーマルでは正式ではあるのでそれを試してみるのもありだと思います。アクセサリーもイミテーション(ガラス玉等)で十分ですので楽しんでみてください。
もちろん男性もタキシード率は低いですが他で着る機会がないのであれば着てみるのも楽しいです。蝶ネクタイに挑戦するのも有りですね。
逆に参加しないという選択肢があるのはダイヤモンド・プリンセスの喜ばれるところでもありますね。ビュッフェで食事は済ませれるし、ショーなどを見るときもカジュアルのままでもつまみ出されるという心配はなさそうです。
ダイヤモンド・プリンセスはおしゃれを楽しみたい人にはその環境が整っているし、そのような物が苦手な方にも場所があるということ、選択肢が豊富にありどれを選んでも各々の満足が満たされる船ですね。
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