華さんと学ぶ 後悔したくない初めてのクルーズ 船旅

【陸クルーズニスト華と豪の豪華客船に乗りに行こう】

世界ふしぎ発見に出たダイヤモンドプリンセス船内見学会で豪華客船疑似体験!


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船内見学会の申し込みは公的機関からと旅行会社から

豪華客船に乗ってみたいけどすぐにはスケジュール的にも金額的にもきびしいなぁと思っていらっしゃるかたも多いと思います。また数か月後に乗るのが決まっているから事前に見てみたいなというような方も中にはいるかもしれません。そのような方々のために船内を見学できるイベントがあります。

こちらは都道府県や市、港湾局などが募集する公的なものと、旅行会社が募集するものとあります。公的なものはホームページやそれぞれが発行している新聞で募集があり無料で参加できます。しかしかなり倍率が高く抽選になります。また所によってはシーズンを設けているようで春夏に募集が多く秋冬には募集がなくなります。お住まいがそこにある方などの条件を設けている場合もありますのでご確認されて申し込まれてください。

旅行会社が募集しているものは基本無料ですが、ランチがついていたりする有料のものもあります。こちらは実際にクルーズツアーを契約していただくお客様を集めるものですので、見学会含めて一度も船に入ったことがない方が対象などの条件があります。しかし抽選ではなく先着順だったりするので比較的参加しやすいかもしれません。

当りました!外れても落胆しないで 出港お見送りイベント

今回私が申し込んだものは福岡市のクルーズ課(公的機関)が募集していたものでひと月ほど前に募集があり申し込んだところ当たりました!前回は外れたので、今回当たったのはとてもうれしいです。今回は約5倍ほどの倍率だったらしいですが10倍ほどになることもあるとのことで見学会はとても人気のあるイベントです。皆さん豪華客船に興味があるのは一緒ですね。

無料で抽選となるとなかなか豪華客船の船内を見学するのは難しいですが、見学会以外にも豪華客船を間近で見るチャンスがあります。抽選ではなく間近で海外航路を行く大型客船を見るチャンス、それが出港お見送りイベント「セイルアウェイパーティー」です。こちらは出港時に船内でクルーが行う歌やダンスのショーであったり、寄港した現地の方々が行うイベントで演奏会等を披露した後お見送りをするパーティーのことです。

紙テープで繋がってお見送りするのはちょっとした感動がありますので機会があれば申し込んでみてください。船内には入れませんが豪華客船を間近で見れるチャンスです。勿論見学会とは別の日に行われています。

↓↓↓詳しい記事はこちらをどうぞ↓↓↓

クルーズ見学者だけで本日200人 参加団体間違えました


今回見学できたのはダイヤモンド・プリンセスというイギリス船籍の大型客船で3000人ほどの乗客を乗せてクルーズできる船です。寄港地の観光でかなりのお客様は降ります。その間に私たちのような見学者が中に入ることができるということです。

しかしびっくりしたのがその見学者の人数です。本日だけで200人!私たちは15:30から17:00の予定で入っていますが、時間はどこもほぼ一緒で、私たちの団体は20~30人ほどです。受付後人数確認するとすでに3名間違えて旅行会社の見学会について入ってしまっているようだとのことでした。私も最初別の旅行会社の受付のところに並んでいて間違えました。

今回ダイヤモンドプリンセスを詳しく説明してくださる方が東京からこられて、その方を先頭に見学会が始まりました。最後尾はクルーズ課の方がしっかり見守ってくださってます。「自分の団体を間違わない様に、迷子で降りれなかったらこの船は釜山へ行ってしまいます」(笑)とのことでした。逆に行きたいけど密航になります(笑)

博多港のクルーズセンターの前で今回の見学会の受付がありました。クルーズセンター内はすでに海外のようなものでセキュリティーチェックが済んでいる者しか入れません。クルーズ課の方たちがしてくださる受付でパスポートか免許証を渡します。 見学会はパスポートを持っている方だけが対象だったり免許証でもOKの時もありますが、お子さんはパスポートが身分証明になりますのでお持ちの方しか入れません。パスポートか免許証かご自身が申し込んだ方を受付で渡します。

もし忘れた場合は船内に入ることはできませんのでご注意ください。これらと引き換えにカードが配られます。これが船内での身分証明で乗船パスになりますので首から下げておきます。

豪華客船船内は写真以上の魅力

通常博多港にあるクルーズセンターの中は乗客クルーしか入ることができません。そこにやっと入ることができます。カードを入り口で見せて中へ入ります。中は待合室のように椅子が沢山並んでいて奥に入っていくといったん外に出て、船へと入っていけるようになっています。トイレや自販機銀行のキャッシュコーナーもありました。

そこから別の出口からいったん外に出ていよいよ乗船です。その前に飛行機と同様に荷物含めてセキュリティーチェックがありエックス線を通ります。首から下げたカードもバーコードでチェックされます。顔写真もとり常に人数確認します。ここには警備の方が沢山いらっしゃいます。こちらはカメラはNGです。これだけ厳重にしていたら安心ですね。

中に入るとそこは4Fになっていてこれより下がクルーの居住場所で上が乗客の居住場所や諸々の施設になります。この4Fは医務室があるので船に乗っているすべての方の共有部分になってます。

ここから階段で上がると船室があります。中は見れなかったのですが「アニバーサリー」のパネルや風船で飾られたドアがありました。記念日等の時はクルーが楽しく飾ってくれます。

絵画が沢山並んでいる通路に出ました。これらは飾っているだけでなくオークションが開催されて購入する事ができます。乗船経験がある方とお話ししていると、この中にお気に入りの絵画がありスマホの待ち受けにされて、「この絵に会いにまた乗りに来る」とおっしゃっていました。なんだかとても素敵ですね。

そして3階分の吹き抜けのアトリウムが目の前に開けてきました。とても開放的で船の中と感じさせません。ここではシャンパンタワーが披露されたりして揺れませんよということをアピールします。

ホテルのフロントにあたる部分もありクルーの方が対応されていました。

「Vivaldi」はメインのレストランになりフランス料理のフルコースが出てきます。メインのお肉やお魚は選び放題です。

ダイヤモンド・プリンセスは、どのお部屋にお泊りのお客様も同じレストランで食べます。クイーンエリザベスはスイートにお泊りの方は別のレストランという風に階級制度がまだ残っていて部屋ごとにレストランが分かれています。

この船は皆さん一緒なので、一度には入りきれません。2回制になっていて17時45分からと19時30分からに分けられています。席は決められていて、いつも同じ席になります。

二人席が少ないのは「乗船中に仲良くなってくださいね」とのことのようです。シアターであるショーも2回公演なのですが、ご年配の方はお食事の後にショーを入れるとお休みになっている方も多くてもったいないなぁとのことでした。お食事前に見るといいですね。

この船は三菱が作っているのですが当時の社長の奥様がこの船の名づけ親です。

そしてカジノのスペースです。中国の方などは別の船では床に座り込んで朝までされているようですが、この船は上限を設けていてそんなに遊べないしくみになっています。

それよりクルーズを楽しんでくださいというのが船側の思いのようです。この船ではカジノで日本の方の姿はあまり見られないそうです。

そしてシアターに行きましたが、ラッキーなことにリハーサルをしているところを見学することができました。今月上映の「鶴の恩返し」だそうです。ドラマティックな音楽が流れていたので日本の鶴の恩返しがこのようなショーになるとどうなるか見てみたいですね。 7階に行きデッキに出てきました。沢山椅子が並んでいて海風があたりとても気持ち良いです。上にはボートがつるされていて番号が振られています。

自分の部屋にはボート番号が書かれているので、避難訓練の時は自分の部屋から自分の番号のボートにいけるかまでの訓練をします。ボートは偶数番号が左舷に。奇数番号が右舷につるされています。

緊急の時はボートがさがってきてフェンスが開き乗り込めるようになります。ライフジャケットも部屋だけでなくデッキや施設ごとに沢山用意されています。

また中に入ってきました。お土産等が買えるショップがありますが停泊中は閉まっています。チョコレートなどは人気ですがどうしても外国製は溶けたり白くなるので日本製を置いているそうです。

進むと寿司レストランの「海」があります。こちらは外国の方には人気ですが日本の方にはやはり・・・です。隣のイタリアレストランはテーブルチャージ2000円~3000円でメニュー食べ放題なのでかなり人気で乗船したらすぐ予約でいっぱいになります。

フォトショップもあり船内の写真も購入できます。それから沢山ペナントが飾られた通路に出ました。寄港地の初寄港や記念の年などにペナントが送られます。 ペナントと聞いて三角の布でできたものを想像してました(笑)博多港はとても目立ち博多人形で作られていました。それぞれの特色が出ています。 エレベーターに乗り14Fに行きます。ここでぷち情報です。この船はイギリス船籍ですが数字の13がありません又7に星がついていてラッキーセブンです。日本人には関係ありませんね(笑)と説明してくださいました。(笑) ビュッフェのレストランに着きました。こちらは朝5時から夜の23時まであいているレストランで自由に何回も来て良い場所です。フランス料理に飽きた方はこちらに通い詰めるかたもいらっしゃいます。

メニューは朝・昼・ティータイム・夕・夜食と5回変わります。ダイヤモンドプリンセスの食事は美味しいと評判です。 これは太るなぁ~というと乗船経験のある方は「いや、見て回るだけでも楽しくて一日歩き回っているので全然太らないですよ~ジムもあるし」とのことでした。楽しそう~。 ここを抜けるとデッキに出て外の風を感じれます。アイスクリームバーやプール大画面スクリーンがあり映像が映し出されてます。デッキチェアに座り映画を見ながらビールを飲んでリラックスされてる方がいらっしゃいました。すごくいいっ!すごく贅沢な時間ですね~。 そしてダイヤモンド・プリンセスにある特徴的な施設の大浴場。なぜこれが出来たかというとこの船は客室のジュニアスイート以上にしかバスタブがなく、多くの日本人からお風呂を作ってくれと声が上がったそうです。

なのでシンガポールにドッグ入りした際に以前は子どもの施設だったところに、このお風呂を作ったとのことでした。ただ外国の方には裸で入る習慣がないので利用するのは日本人が多いです。水着着用のジャグジーは外国の方も多く入られています。 次はスパ・ジム・エアロビ等をするフロアです。日本人は寝ている間に動いて目が覚めたら寄港地に着いてるから船旅は良いと言いますが、クルーズの醍醐味は明るいうちに動いていて景色を眺めながらジムで体を動かしたり、デッキで海風にあたったりすることで、欧米の方々はそれを良くご存知です。

なので1週間以上は乗って終日航海日というものを楽しんでいるそうです。日本のクルーズは寄港地から寄港地への間が短いので終日航海日があまりないのが残念です。楽しくなって来たなぁと思う頃に下船になります。 ただどうしても日本は休みの日数や感覚が違うので長期休みの予定を今立ててクルーズにあてれるかと言ったら難しいので仕方がないのかもしれません。

美容室もあります。フォーマルナイトの日にヘアーセットをしたい方はこちらでセットしてもらえます。もちろん有料です。着物をフォーマル時に着られる方もいらっしゃいますが着付けはご自身でになります。海外の方からは着物は人気で写真を撮ってくれと言われるようですよ。

フォーマルナイトは着物でなくても、ちょっとおしゃれを楽しむ感じでいいとのことです。男性なら蝶ネクタイやポケットチーフを付けるとか、女性もイミテーションのガラス玉でもいいので飾るとか。ダイヤモンド・プリンセスは結婚式に御呼ばれしたときくらいのフォーマル度で良いです。 16Fに上がります。ここから上は夜の営業でこのエレベーターから雰囲気を出してるとのことでした。エスカレーターでもう一つ上がると窓が沢山あるバーがあります。 ここからは船のロゴとマークが見えます。このマークは海の波をイメージしているのではなく、女性の髪です。ダイヤモンド・プリンセスはシーウィッチ(海の魔女)がマークになっています。 17Fのここまで上がってきましたが一切揺れを感じません。もちろん船が動いていないのでわかりにくいですが小さな船だと停泊中も揺れを感じますよね。それを一切感じませんでした。

説明は楽しく分かりやすくクルーズ課の方々はとても親切丁寧

今回とても詳しく、ユーモアも交えながら楽しく説明してくださいました。少しお話を伺う事ができました。もう何度ものっているので「もういい」とのことでした。

というのがお仕事の時は客室ではなくクルーと同じお部屋にいらっしゃるそうでそこは本当に何もなくて狭い場所で長くいたくないそうです。逆にクルーはいつもあの場所で長期間寝泊まりして笑顔を絶やさないなんて本当にすごいとおっしゃってました。

やはりプライベートで旅行で乗りたいですねと。外から見るだけでも豪華客船はすごいですが、中に入るとまた凄い。そしてこれが動いていると本当に豪華客船の旅の良さが分かる。ぜひ乗ってみてください。とのことでした。

言葉が心配日本語は通じるの?

最後に質問を受けてくださったのですが、「言葉」を心配されている方がいらっしゃいました。ダイヤモンド・プリンセスに関しては1100名のクルーがいます。

日本人スタッフを多く雇ってくれとお願いしたところなかなかそんに多くは集まらなくてその代りに日本語が話せるスタッフを100名乗船させてるとのことです。なのでもし何かあればそのスタッフを呼んで話を聞いてもらえばよいので安心しても良いのではないでしょうか。

台風の時はどうなるの

また今年のように台風が多いときはどうするのか?との質問がありました。豪華客船は飛行機のように欠航はほとんどしません。港が沢山あるからです。

もしぶつかるなと思ったときはその先の港に行って待機しておくかまたは停泊したままやり過ごすかします。嵐の中を航行することはありません。判断するのはキャプテンです。乗客クルーすべての安心安全を一番に考えてるので無理をして嵐の中を航海することは絶対にしません。

今年はとても台風が多かったので、九州コースだと絶対にぶつかると判断したキャプテンが北海道コースに航路を変更してツアーを決行したそうです。お客様はびっくりですが大変喜ばれたそうです。船旅は欠航はめったにしませんが、台風の影響はかなりうけます。

よくある質問

他に良くある質問としては、※揺れるのか揺れないのか?※チップは?※支払いは?※ドレスコードは?※病気になったら?等があるそうです。詳しくは私も記事にしていますのでよかったらご覧ください。

↓↓↓良くある質問の回答記事はこちら↓↓↓



ダイヤモンド・クルーズに乗船したことがある方がおっしゃるには何もない海の上で音は波の音だけ朝日や夕日は最高にきれいで、夜の星空も最高にきれいだったとのことです。星は観察会があり星座の説明もしてくれたとのことでした。船内で飽きることはなく楽しくて仕方がなかったと。寄港地での観光も楽しかったし又絶対乗りたいと強くおっしゃっていました。

今回見学会に当りとても素敵な経験をさせてもらえました。前回はセイルアウェイパーティーで出港お見送りのイベントにも参加させていただきました。

豪華客船飛鳥Ⅱの船体を間近で初めて見て感動し、紙テープの経験で感動したところ、本日豪華客船ダイヤモンド・プリンセスの船内を見学させていただき実際に中を見させていただきました。、楽しまれているお客様たちを見て、気さくなクルーにお会いして本当に楽しかったです。

豪華客船見学会スケジュール・申し込み先・問い合わせ先

時期によってイベントが出されてないときがあります。
函館地区クルーズ振興協会
東京都港湾局
横浜市港湾局
大阪市
博多港クルーズ船入港スケジュール
静岡県清水港

船会社が同じ、プリンセスクルーズのマジェスティック・プリンセスの船内見学も行ってきました

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クルーズ経験豊富な博多 豪(はかた たけし)

クルーズ経験豊富な博多 豪(はかた たけし)

華の友達でクルーズ経験豊富な豪。体験談を華に伝え、豪華客船に関して知っていることを惜しみなく華へ伝えてます。

陸クルーズニストの福岡 華(ふくおか はな)

陸クルーズニストの福岡 華(ふくおか はな)

クルーズ経験は浅いが豪華客船に恋焦がれている主婦です。憧れすぎて独自に調べまくってかなり詳しい陸(おか)クルーズニストです。