台風きても欠航にはほとんどならない豪華客船
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豪華客船に台風が近づくと欠航はなりにくいが、影響は受けやすい
青い空の下で青い海の上をすいすいと気持ち良く進む豪華客船に乗って、太陽降り注ぐデッキチェアの上でカクテルを頂くなんていうのが豪華客船の醍醐味でもあります。しかしそれはお天気がよいときの話。
雨が降ったり風が強かったりするとデッキにはなかなか出れません。ましてや台風が近づいていたりすると、豪華客船はそもそも運行するのでしょうか。
答えは運行します。豪さんの言うとおり欠航はほとんどしません。ただし、かなり影響を受けやすいです。例えば寄港地を変更したり、予定していた寄港地に寄らずに終日クルーズに充てるもしくは飛ばして次の寄港地へ向かったり、今止まっている港で停泊したまま台風をやり過ごしたり・・・。それにより日程の長さも伸びたり縮んだりもします。
それこそ色々な選択肢の中から、乗客とクルースタッフが危険にさらされないことを最優先事項としてキャプテンが判断します。ダイヤモンドプリンセスの説明会で伺った話では、北海道からロシアへのツアーが台風のために急きょ、九州から韓国のツアーに変更になったそうです。
お客様にとっては北に行くつもりが南になり、全く反対の方角になったということです。そのような場合はキャンセル対応するのかどうかは、船会社やその時の状況や変更になったタイミングにもよりますので一概にこうですとはお伝え出来かねますが、ツアー途中で変更になったり期間が短くなったりした時は「オンボードクレジット」を配布することで対応することが多いようです。
オンボードクレジットとは
船内でのみ使用できる金券のようなものです。使用できる期間やタイミングは付与された時期や方法によって変わってきますので、船内でご確認ください。
また通常クルーズカードに情報が入っているので、最終お支払いの時に総合計からオンボードクレジット分がひかれているという形が多いようです。最後のお会計の時しっかりチェックして、もし引かれてないようでしたら確認しましょう。
どうして豪華客船は飛行機のように欠航しないのか
飛行機は空港という決められ場所に発着する必要が有ります。船も港という決められた場所に発着する必要があるのは変わりないのですが、その場所の数が圧倒的に多いので、いくらでも行先を変更することができ、欠航以外の対応を取ることができるのです。
また、飛行機は目的が輸送であり、決められた場所へ行く必要があるのでこれまた、行先が限定されてしまいます。客船も行きたい寄港地があっての申し込みをしたのでしょうが、基本クルーズを楽しむもの、船上での生活を経験するものですので、寄港地の変更はすごくよくあることです。
そのことを理解したうえでクルーズを申し込むことが大事です。どうしてもこの日にこの寄港地に行きたいということが最優先なのであれば、客船で行くよりは飛行機や陸上の交通手段を使った方が確実性が高まるでしょう。
日本の台風シーズンは8、9月
それでは、今さらながらですが台風のシーズンとはいつごろなのでしょうか?イメージ的には夏に来る気がしますが、どちらかというと秋の方が多いようです。一年で見てここ数十年の統計を見てみると、8、9月が断トツ日本に上陸した数が多いです。次に10月です。
場所は西日本や九州に上陸して通過することが多いようです。しかし時期や場所もそうですが近年異常気象が・・・と言われています。確かに「この時期に台風近づいてきてるの?」とか「えっ!このコース通るの?」ということが多くなってきた気がします。
なので、数は少ないかもしれませんが7月から10月にかけては台風の影響は受けやすいと考えた方が良いかもしれません。もちろん日本発着があるツアーです。
飛行機で海外へ飛んでお天気の良いところでクルーズしてまた飛行機で帰ってくるというツアーでしたら、フライトの日のみ気にしていれば後はクルーズを満喫できます。
じゃあ豪華客船いつ乗るの?今でしょう!
ではいつクルーズのツアーを申し込めば良いのでしょうか?上記の台風以外の月になると寒いからプールに入れない、とか行先の寄港地がそもそもシーズンOFFだったりとか、その他もろもろ不安になるところはあると思います。
それよりは逆に考えて、豪華客船の船旅は変更があって当たりまえ、ツアーの日程に前後プラスして余裕をもった予定を組んでおく等々準備出来ることは準備しておくことが大事です。
ただいくら準備していても予定通りにはなかなかいかないのが船旅です。それが船旅の醍醐味と割り切り楽しみましょう。では豪華客船にはいつ乗るの?乗りたいと思った時、そう今でしょう!
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