大きなスーツケースでのクルーズの旅 宅配で荷物は船に送りましょう
スポンサーリンク
自宅から港までがすでにプチ国内旅行
当たり前ですが、豪華客船に乗るためには港へ行かなくてはいけません。横浜港や晴海ふ頭、神戸港等は日本発着のクルーズ船に乗船できる船の数も多いです。
横浜や東京、神戸周辺にお住まいのかたは港までのアクセスもよく移動にも時間はそんなにかからないと思います。
福岡は寄港地として着岸した船の数は日本一ですがそこから全ての船に乗船出来るわけではありません。むしろほとんど乗り込むことはできないのです。
地方では豪華客船が初入港とか、着岸しましたとニュースになっていますが、その港から乗り込める船の本数はあまり多くはありません。
なので地方に住んでいるかたは豪華客船に乗るためには県外の港へ行く必要が有ります。それには自宅から空港まで、空港から港までの道のりが必要になってきます。
新幹線を使っても空港が駅にかわるだけですので、地方から豪華客船に乗るときはある意味港までがすでに国内プチ旅行なのです。
女性は旅行となると何かと荷物が多くなりがちです。ましてやクルーズでの船旅は、ドレスコードもあるし、アメニティはそんなに充実してないし、何から何まで持ち込みたくなりますね。
初めてのクルーズだとなおさらです。大きなスーツケース一杯になりがちです。
ましてやお子さん連れの家族4人とかになってくると大きなスーツケース2、3個になってもおかしくないです。これを持って地方から港まで行くことを考えるとぞっとしてきます。
そこで佐川急便さんの「SGムービング」というクルーズ宅配サービスがあるので調べてみました。
天使のようなサービス SGムービングクルーズ宅配サービス
こちらはクルーズ旅行をする方のために自宅から船、船からおりた港から自宅へ荷物を送るサービスです。スーツケースでも良いですし段ボールを送ることもできます。
行きは荷物が部屋の前まで届くようになっていますので、届いたスーツケースや段ボールからそのまま客室のクローゼットに服をかけたり荷物を広げたりできます。
なので港までの移動の間は1泊分の手荷物の大きさで大丈夫になります。これはかなり身軽な移動になります。
帰りは船にもよりますが、部屋の前に船から運び出したい荷物を置いておけば翌朝下船までに船外に出してくれます。
船から降りた後その荷物を受け取り、税関を通った後「SGムービング」のカウンターにその荷物を預けて受付をします。すると数日のうちに預けたスーツケースは自宅まで届いてることになります。
部屋番号確定してないけど大丈夫?
クルーズでは申し込みの段階やチケットが届いた段階でも客室番号未定ということがあります。当日チェックインの時に部屋番号がわかることも少なくありません。
そのような時でもこちらのSGムービングは使えます。部屋の前に荷物が届くとのことですが事前に部屋番号が分かっていてもいなくてもそれで荷物が届くのが遅れるということはないです。
事前に部屋番号が分かっていても部屋に荷物が届くまでは時間がかかると思ってください。なので1泊分の荷物やすぐに使いたい荷物は預けずに、手荷物として持ち込みましょう。
実際にはSGムービングで送ったものと、同室者はチェックインの時に荷物を預けましたが、両方ともすでに部屋の前に荷物が届いていました。素晴らしく手際が良いですね。ただ、船や港で違いがあるでしょうからやはり手荷物としてすぐに使いたい分は自分で持ち込みましょうう。
SGムービングの料金
決済方法はクレジットカード払いとコンビニエンスストア払いがあります。
料金は片道2500円から5000円くらいです。発送元から港までの距離で金額は変わってきます。
往復で申し込むと「往復便割引」で100円引いてくれます。往復割引は発送元の住所と返送先の住所が同住所であること、という条件が付きます。
船の発着の港が違ってもかまいません。往復割引は適用されます。
例えば横浜発神戸着のクルーズに自宅が愛媛県の方が乗ったとします。
<往路>愛媛の自宅から横浜港までの料金(3100円)
<復路>神戸港から愛媛の自宅までの料金(2800円)
こちらを足した金額から100円割り引かれます。上記を往復で申し込むと100円割り引かれて5800円になるということです。
もう一つ「リピーター割引」というものがあります。
例えば2014年以降に日本発着のプリンセスクルーズに乗船しその時SGムービングのクルーズ宅配サービスを事前に申し込んで利用したことがある方で、今回も同船、同住所、同連絡先であった場合、クレジットカード払いに限ってさらに100円割り引かれます。
スーツケースを飛行機に預ける場合
航空会社やクラスによって変わりますが例えば日本の大手航空会社のエコノミークラスの場合、重さ23kg以下、3辺の長さの合計203cm(ANAは158cm)以下の荷物を2個まで無料で預け入れできます。1個まで無料ということもあります。
金額を考えると自分で持って移動すれば無料ということになるので、それも良いですが、移動時の煩わしさを軽減したいのであればやはり宅配は魅力的ですね。
SGムービング申し込み方法
お電話でオペレーターさんに申し込む方法とインターネットから申し込む方法があります。
SGムービングクルーズ専用電話
0120-35-4192(固定電話から)
03-5763-9188(携帯からも可)
SGムービングクルーズ専用サイト申し込みページ
SGムービング申し込みページhttps://www.sagawa-mov.co.jp/pcr/input/
申し込み期間は乗船日の22日前から受付が始まります。
申し込み締め切りはクレジットカード決済ならば乗船の7日前まで受け付けます。
コンビニ払いの時は乗船の17日前までです。もし電話ではなくインターネットから申し込んでコンビニ払いにする時は申し込みの締め切りは乗船の10日前までになります。
インターネットから申し込むと申し込み完了のメールが登録したメールアドレスに届きます。もしきちんと登録されているか直接確認がとりたいときは、上記の電話番号にかけオペレーターに申し込んだ時の電話番号と名前を言えば、すぐに確認が取れます。
SGムービング専用サイトから実際の申し込み画面
※上記と、名前や電話番号、メールアドレスなども入力する。
※金額が確定するので支払い方法を決めて入力する。
※こちらの画面が出れば申し込み受付完了です。
SGムービング集荷
運んで欲しい荷物を自宅まで集荷に来てくれますが、その時の集荷開始の日にちは乗船の11日前から乗船の5日前までです。
集荷時間については地域で異なりますが、時間指定可能地域なら
10時~13時
12時~15時
15時~18時
18時~20時
の4パターン時間指定可能な地域があります。ただし集荷最終日はお昼までに集荷は済ませましょう。
しかし集荷時間指定不可の地域もありますので必ずお問い合わせのうえお申込みください。
SGムービング預ける荷物の注意点
旅行バッグ・スーツケースの場合:縦+横+高さの三辺の合計が160㎝
それ以外の荷物(段ボール等)は縦+横+高さの三辺の合計が140㎝
のサイズ制限があります。いずれの場合も重さは20㎏以下です。
個数制限はありません。
客室に届くまでに2時間以上かかる可能性があります。すぐに使うものは預けずにご自身で手荷物として持ってチェックインし乗船してください。
スーツケースは特に袋などに入れる必要はありません。送り状も印字されたものを集荷に来られたかたが持ってきてくれます。
荷物の準備ができましたら、旅行会社から配布された乗船時用のバゲージタグ(荷札)にローマ字で名前を書きホッチキスなどでしっかり取り付けます。
SGムービングに預けられない荷物
現金・貴重品・パスポート・チェックイン時に必要な書類・常備薬等乗船後すぐに必要とするものは預けずに手荷物としてご自身で持ち込みましょう。
ダイヤモンドプリンセスのようにアルコールをもちこんで良い場合も預ける、SGムービングの荷物にいれてはいけません。
生もの・アイロンなどの熱を発する機器・ナイフなどの危険物は船内に持ち込み禁止ですので預ける荷物に入れてはいけません。ビン等の割れやすい物も入れてはいけません。
もし入っていてX線検査で分かった場合、直接ご自身で荷物を取り出さなくてはならなくなるので、呼び出されてかなり時間がかかってしまいますのでご注意ください。
SGムービング問い合わせ先
SGムービングクルーズ専用電話
0120-35-4192(固定電話から)
03-5763-9188(携帯からも可)
※土日祝祭日含む9:00~17:00まで
金額や船や港、ツアー内容や日数によって取り扱っていない場合もありますので、申し込む前に必ず確認したうえで納得し申し込みましょう。
オペレーターさんはとても親切丁寧に色々と教えてくださいます。
ご自身の住所やツアー内容船をお伝えするとピンポイントで料金等を教えてもらえるので必ず確認したうえで申し込みましょう。
実際集荷に来られた時・聞いてなかった~っタイヤは保護しておきましょう
18時から20時の間に集荷に来ていただくようにしていて、19時前に我が家に来てくださいました。いつも宅配に来ていただいてる佐川さんとは違う方でした。
ご挨拶した後私のスーツケースを見て「あ~このタイヤ外れるかもしれませんよ。うちはベルトコンベアーに乗せるんでタイヤが外れるかもしれません」と言われ、どうしたらいいですか?と尋ねるとパッキンあれば巻いてくださいと言われて四つともに巻きました。
注意事項はSGムービングさんにも旅行会社さんにも事前に聞いておいたんですが、そのことはどなたも教えてくれませんでした。これは事前に知っておきたかったなぁと思った出来事でした。
ただ、佐川さんがおっしゃるには、「特にパッキン巻いてとかの案内はしてないようですね・・・。お客さんの反応は色々で、そのままでいいとおっしゃる方もいらっしゃいます。」とのことでした。
きっとドライバーさんは念のため伝えているんでしょう。パッキン巻いていても壊れてしまうときは壊れてしまうでしょうし。しかし気になる方は集荷が来る前にパッキンで保護しておくと時間を取らずにすぐ持って行ってくださいます。 伝票は印字されてあるので本来ならさっと荷物を持っていくだけです。ちなみに佐川の配達の方は、スーツケースなどのタイヤは運ぶときは使わないそうです。下に置いて良いですよとお声掛けしても絶対置かなかったです。プロですね!
往復便を依頼したときの下船時の荷物の流れ(復路)
荷物を自宅まで往復で配送でお願いしていたとしても、税関を通って検査する必要がありますので、船からクルーズセンターまでは自分で、もしくは船のスタッフに降ろしてもらいます。
船のスタッフにお願いするときは前日までに部屋の外に事前に配布されたタグをつけて出しておきます。
下船し、降ろされている荷物を見つけて、税関を通ってSGムービングさんのカウンターに行きます。出るとすぐにのぼりが立っているのでわかります。
あいうえお順にカウンターが設けられていますので自分の名前のところへ行き名前を伝えるだけでOKです。往復で依頼しているかたはすでに伝票ができているのでその控えと荷物を交換するだけです。
SGムービングさんを利用してみて、大変助かりました
今回SGムービングさんを利用させていただいて本当に良かったと思いました。運ぶことに関しては一切負担がなく、最初の問い合わせから受付け、集荷、船内での受け取り、船外での復路の受付、自宅での引き取り全てスムーズでした。
代金はかかりますが飛行機を使う者にとっては超過料金を取られる可能性もありますしやはり移動時に大きな荷物は大変です。同じお支払いするのであれば預けるととても身軽で船旅を思い切り楽しむことができました。
ただ一つ気を付けなければいけないことと言えば、荷物を送るの(集荷に来てもらうの)がクルーズ初日の1週間ほど前には預けなくてはいけないということです。荷物は先に船に行っているけどまだ自宅で生活しないといけないので、荷物の配分を間違えない様に、日頃使用するものまで送ってしまわない様に等少し気にかけなくてはいけないので、そのあたりご注意ください。
SGムービングクルーズ専用電話
0120-35-4192(固定電話から)
03-5763-9188(携帯からも可)
SGムービングクルーズ専用サイト申し込みページ
SGムービング申し込みページhttps://www.sagawa-mov.co.jp/pcr/input/
スポンサーリンク