【MSCスプレンディダ】の服装はカジュアルを楽しもう
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MSCスプレンディダ3つのドレスコード
MSCスプレンディダには服装規定(ドレスコード)が3種類あります。服装規定といっても学生時代の校則のように罰則があるような規定ではなく、皆さんで雰囲気を合わせておしゃれを楽しんでいきましょうというようなものです。他の方に不快な思いを与えないのであればそんなに気負わずに楽しんでみましょう。
MSCスプレンディダの公式では先ずは「フォーマル」
男性:ダークスーツにネクタイ着用
女性:カクテルドレスやワンピース、着物、アクセサリーなどでおしゃれをお楽しみください
次に「インフォーマル」
男性:ジャケット等
女性:おしゃれなワンピース等
最後に「カジュアル」
男性:シャツや襟付きシャツ等
女性:スラックスやスカート、ドレス等・セーター、ブラウス等
男女ともTシャツ、Gパン、短パンはご遠慮ください。
クルーズ中2~3回のフォーマルナイトがありますのでおしゃれをお楽しみください。
日中や寄港地観光中はTシャツGパン、短パンなどもOKで自由な服装でお過ごしください。
となっています。
夕方以降の食事をする時、メインレストランで頂くときにこのコードがかかってきます。もしドレスコードなどが面倒であればビュッフェのところではこの規定はないので自由に食べることができます。
50代.60代の方必見!実際のフォーマル
実際はどうかというと「フォーマル」でタキシードを着用する方はいるかいないか、1割程度です。ほとんどの方が男性ならダークスーツに棒ネクタイ着用、ポケットチーフでおしゃれしている感じです。蝶ネクタイで一歩上のおしゃれの方もいます。
女性は色々で裾の長いイブニングドレスを着ている方もいれば結婚式に出席する感じでおしゃれを楽しんでいる方等もいらっしゃいます。フォーマルの時はみなさんおしゃれを楽しんでます。
でも裾を引きずるようなドレスはちょっと、と敬遠されるかたもひざ下くらいの丈のドレスでも全然OKです。逆にせっかくのクルーズだから陸ではしないおしゃれに挑戦してみようと思われる方はそれもぜひ挑戦されてみてください。
最近はジャパネットたかたさんが貸切って乗るMSCベリッシマも人気の船です。クルーズが初めての方も多いので不安になると思います。こちらは貸切りなので乗客は日本人ばかりです。
私を含め日本人はパーティ慣れしていないので、本格フォーマルといわれている肌を大胆に露出し、裾を引きずる、イブニングドレスやカクテルドレスを着るのは正直抵抗があります。
フォーマルだけど浮きたくもないし、かといってあまりにも安っぽい物も恥ずかしいし程よく上品なおやれなワンピースやツーピースでデビューしてみると良いと思います。地味すぎるのもさみしいので、せっかくの豪華客船でのパーティーです。色や柄は少し派手かなと思うくらいがちょうどよいです。
ただ、服の素材や質やデザイン、ラインなどはある程度良い物を選んだ方が恥ずかしくないですね。
和服ももちろんOKですが、それでなくても初めてのクルーズは何かと不安で荷物が多くなる物です。それに加えて和服一式とヘアーセットも船上で考えなければいけません。
着なれている方にはぜひお勧めしますが、クルーズは初めてで和服も何十年ぶりに着るという方にはあまりお勧めしません。それよりは荷物を軽くし、クルーズを楽しみましょう。
洋装の場合、アクセサリーは数千円のイミテーションでも全く構わないです。ちょっと派手にするぐらいが船内のライトが当たって素敵です。
もちろんきっちりしたフォーマルで決めるのも全く構いませんが最初はまずは様子を見るために程よいおしゃれを楽しまれると良いですね。一度経験すればどんどんおしゃれをすることが楽しみになるのでそこからステップアップしていきましょう。
MSCスプレンディダは日本発着よりは片道クルーズが多いので乗客が日本人が多いというよりも多国籍に乗っている感じです。欧米の方はドレスを着なれているせいか大胆に肌を露出したり派手な色のドレスをまとっておしゃれを楽しんでいるのでこの際挑戦してみるのも悪くはないと思います。
浴衣に関してはフォーマルナイトで浴衣を着るのはちょっとマナー違反の様な気がします。
浴衣は海外の方には確かに着物に見えて人気があるかもしれませんが、日本で浴衣をフォーマルな場所で着ますか?と言えばそれは着ないと思うので、やはりフォーマルナイトでの和服と言えば、浴衣はないかなと思います。
「カジュアル」だけどカジュアルじゃない
もう一つ「カジュアル」というドレスコード。この響きを聞くとTシャツ短パンの様な恰好でいいのかという印象を持ちますが、ドレスコードにおいての「カジュアルナイト」はTシャツGパン短パンはNGです。
そしてこちらの船にはそれぞれその日のテーマが発表されます。テーマは船長のきまぐれだとかそうでないとか。なので乗船前に事前にテーマを全て把握することは難しいのです。このテーマに合わせた服装で食事をした後そのテーマのダンスパーティーが開催されます。
テーマの一例ですが
ホワイトナイト:白い物を身に着ける。白い服装。
MSCリトルイタリーナイト:イタリアンカラーの赤、緑、白の装い、小物を身に着ける
フラワーグローリーパーティー:60~70年代の花柄
コスチュームナイト:コスプレで楽しむ。クルーの方も色とりどりの派手なアフロヘヤーのカツラをかぶって楽しい恰好で盛り上げてくれたりします。ナンでもOK!
これらのテーマがいつ来るかはわからないので、基本身にまとわなくてもOKです。でもせっかくだからということであれば、白や赤緑は事前に用意できるとして他は現地で思い切って購入してみたり、船内で作るクラフト教室で小物を作ってそれを身につけたりするのもいいですね。
テーマは合わせなくても大丈夫なので、乗船した後に「そう来たか~」ということで発表された後から準備したり用意したりすることもクルーズの楽しみの一つとしてとらえ、あえて準備せず乗船してからのお楽しみにしておくのも面白いですね。
最近の客船ドレスコード事情
最近の客船は世界的に見るとフォーマルナイトの日を減らす傾向にあるようです。ラグジュアリー船で有名な船でも16日以上の航海がなければフォーマルの日を作らず、インフォーマルやカジュアルのみというところも出てきたようです。
これは乗客の自由を尊重しようと服装の規定を緩くするという考えからです。やはりそれくらいフォーマルとなると頭を悩ませたり、荷物が多くなったり、着たいものを自由に着れなくて敬遠する傾向があるのでしょうか。
でも服装規定はゆるくてもラグジュアリー船なので高級感は味わえます。上質なサービスを残したまま服装は自由の幅が広がっているようです。
しかしいまだにキュナード社の船は厳格にフォーマルなどのドレスコードを守っています。そして乗客の方々もあえてその古き良き伝統を味わうために乗船して楽しんでいるようです。クルーズにはそれぞれの希望にあった旅が用意されているということでしょうね
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