華さんと学ぶ 後悔したくない初めてのクルーズ 船旅

【陸クルーズニスト華と豪の豪華客船に乗りに行こう】

【ダイヤモンドプリンセス】のコンセントは使えるけど近いっ


    • 豪さん、今スマホって電話で話すためやネットを見るためだけに使う訳ではないですよね。

    • どうしたんですか?華さん。

    • ダイヤモンドプリンセスの船上でインターネットは有料なので繋がなかったとしても、私、スマホで写真や動画を取ったり、スケジュールやメモ機能を使ったりとスマホの電力かなり消費するんです。

    • そうですね。そういう方は沢山いるでしょうね。又ダイヤモンドプリンセスには無料の船内wi-fiに繋げて船内の情報を見たり船内でのメッセンジャー機能が使えたりするから、そういうものを利用するとさらにどんどんスマホの電力消費しますものね。

    • そうした場合、スマホの充電器って船内で使えるんですか?

    • 結論から言うと日本で使用しているスマホの充電器はほぼ使えます。

    • そうなんですか、良かった!でもほぼというと、条件もあるんですね?

    • そうですね。これは船によっても変わってきますので、ダイヤモンドプリンセスの客室の電源についてまとめてみましょう。


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日本の電化製品を使うためにクリアすべき2つのことと2つの注意点

ダイヤモンドプリンセスは外国船になるので、海外のホテルで日本の電化製品を使うことをイメージしてみてください。そのためにはクリアすべきことが2つと注意することが2つあります。

先ずはクリアすべき2つについて。

①壁についているコンセントと電化製品のプラグの形があっているか

②もう一つは使用したい電化製品がその国(船)の電圧に対応しているか

この2つの条件をクリアすればその家電は「動く」ことができます。ちなみに日本のコンセントの電圧は100Vです。もちろん日本の電化製品は100Vで動くように作られています。しかし海外はほぼ100Vではありません。

日本のコンセントの形はA型です。なので電化製品のプラグの形もA型です。数字の11のように縦に棒が並んでいる形ですね。そしてこのコンセントプラグのA型の形状を使っている国も実は海外では少ないのです。

コンセントとプラグの違い


ちなみに壁についている差し込まれる方を「コンセント」と呼び、家電についているコードなどの先についている物を「プラグ」と呼びます。

当たり前かもしれませんが「プラグ抜いて」など「プラグ」という言葉をあまり使わないので、ご存じない方(私)のために記載しておきます。「コンセント抜いて」は「コンセント(からプラグを)抜いて」という言葉が含まれているんですね。

ダイヤモンドプリンセス船内のコンセントの形状・電圧


①ではダイヤモンドプリンセスの船内の客室についているコンセントの形状はどうなっているかというと、プラグの形が「2枚プラスアース付き」(北米タイプ)の物を差し込むことができるコンセントがついています。

なので日本のA型の「2枚」のプラグの形も差し込めます。日本で使っているものは差し込むことができるのです。

②ダイヤモンドプリンセス船内の客室コンセントの電圧はどうなっているかというと、110Vです。なので日本の100Vの製品はそのままでは使用できません。変圧器を利用して100Vにした後使用しないとショートする可能性があり大変危険です。

しかし最近は自動変圧器が備わっている電化製品も多いので、それですとそのまま使用することができます。

それが、「一定の条件を満たしているものであるなら、ダイヤモンドプリンセスの客室にあるコンセントから日本でお使いのスマホの充電はできます」ということになるのです。

この電化製品や充電器 使用できるの?できないの?見分けるポイント

日本で使っているのであればコンセントとプラグの形状の条件はクリアできると思います。残る、電圧の条件ですが、先述もしましたが最近の電化製品は「自動変圧器内臓」タイプの物が多いです。

「自動変圧器」が備わっているかどうか見極めるポイントとしては「input 100-240V」や「入力 100-240V」と記載があるかないかです。スマホの充電器やACアダプター、電化製品にこの記載があれば、自動変圧器内臓ですので、そのまま使用しても自動で電圧を調整してくれます。したがって変換機等をかませる必要がなくなり、そのまま使えるということです。

2つの注意点は、電力を大きく必要とするか否かとアダプターの大きさです。


クリアすべき2つのことはお分かりいただけたと思いますが、次に2つの注意点をご説明します。

注1)使用したい家電がどのくらい電力を必要とするかです。あまりにも大きな電力を使う製品だとしたらいくら変圧したとしても電力が小さすぎて使えないときがあります。

例えばドライヤーやヘアーアイロン、アイロン、炊飯器やポット等熱を発することになる製品には電力が足りません。

ではこういったものを海外で使いたいときはどうすれば良いのかというと、「海外対応」や「海外向け」等という記載があるものを購入して海外に持って行くしかないのです。

しかし、熱を発する家電は、船の客室にはもともと火災の観点からも持ち込めないので必要はありません。ここでは海外旅行に行くときの予備知識として記載しておきます。

逆に、携帯、スマホ、電気シェーバー等の充電をするには船内は十分な電力なので問題ありません。

注2)もう一つの注意点は、ダイヤモンドプリンセスのコンセントは差込口が2つあるのですがその設置されている位置が近いのです。ということは充電器などの大きなアダプターを差し込むとお隣のコンセントまでかぶってしまって一つしか使えない状況になってきます。

今は一人でもスマホや充電するものを2台3台持っているのが当たり前ですね。なのでたこ足の延長コードを持っていくと便利です。少しお高くはなりますがクリアすべき2つのことを備えている延長コードを持っていくようにしましょう。

故障しても自己責任

これまで日本で使用している製品は条件を満たせば使えると書いてきましたが、電化製品によってはメーカーが海外で使うことを推奨していない場合もあります。

又、スマホの充電器等も純正の物を使うことに対してでしたら海外や船上で使えるかをメーカーに聞いてもある程度お返事をいただけます。

しかし自分で別で購入した純正以外の充電器を買い、いくら条件を満たしているからといって繋げて、故障やショートをしたとしてもそれは自己責任の元になりますのでお気を付けください。電化製品はできる限り純正のメーカーに問い合わせ、トラブルのないようにしましょう。

    • 豪さん、結局充電器はほぼ対応しているからそのまま使えるということですね。

    • そうですね。ただしメーカーや製造時期によって対応していないのももちろんあるので、そこはしっかりメーカーに問い合わせてみましょう。

    • その時はダイヤモンドプリンセスの電圧「110V、60ヘルツ」の電源コンセントがある旨を伝えるといいですね。コンセントの形状は日本で使っているものでしたら使えますので。

    • そうですね。充電ばっちりできたなら快適な船上ライフが待ってますよ。

    • ふふふっ楽しみですね。

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クルーズ経験豊富な博多 豪(はかた たけし)

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華の友達でクルーズ経験豊富な豪。体験談を華に伝え、豪華客船に関して知っていることを惜しみなく華へ伝えてます。

陸クルーズニストの福岡 華(ふくおか はな)

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クルーズ経験は浅いが豪華客船に恋焦がれている主婦です。憧れすぎて独自に調べまくってかなり詳しい陸(おか)クルーズニストです。