華さんと学ぶ 後悔したくない初めてのクルーズ 船旅

【陸クルーズニスト華と豪の豪華客船に乗りに行こう】

【ダイヤモンドプリンセス】飲み物は 豪華客船で後悔したくない

飲み物

    • 豪さん、豪華客船での飲み物代ってクルーズ代とは別なんですよね。

    • 基本的にはそうですね。ただ船のクラスがカジュアル船だとドリンクパッケージ付きでお手頃価格のクルーズ代を提示している船もありますよ。

    • そうなんですね。ダイヤモンドプリンセスの船のドリンク形態ご存知ですか?

    • ダイヤモンドプリンセスはプレミアム船クラスの船ですね。ドリンクパッケージや飲み物の支払いの仕組みが色々とある船ですよ。

    • そのようですね。複雑なのでわかりにくくて・・・。

    • そうですね。では簡単にまとめてみましょう。

※船のクラスに関しての記事はこちら


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豪華客船での飲み物代は基本クルーズ代とは別料金

豪華客船では、食事はクルーズ代金に含まれるけど、アルコールはもちろん、ビュッフェのフリードリンク以外基本飲み物は別料金というのが通常の形態ですね。カジュアルクラスの船になるとドリンクパッケージ(平たく言えば飲み放題の感覚です)込みでクルーズ代をお手頃価格で提示している船も有ります。

飲み物の代金は船会社の貴重な収入源なのでそれなりのサービスを提供していくためには必要なものです。その船の決まりを守ってお支払いするのは当然ですね。

しかし、よくわからないままパッケージを申し込んであまり必要なかったり、逆に意外と飲んだのでパッケージを頼んでおけばよかったと後悔することがないようにその船のドリンクの支払い形態を知っておくことは無駄ではありません。むしろ乗る前によく理解して自分に合った飲み物の支払い方法を申し込みたいものです。

アルコール込みのドリンクパッケージ

ダイヤモンドプリンセスの「ドリンクパッケージ」は1日当たり$59.99です。船内の$12以下の飲み物がすべて頂けます。ボトルワインが25%引きで購入できます。

日ごとに注文できるのではなく、ツアー全日程分頼まなくてはいけません。たとえば4泊5日なら4泊分なので$59.99×4泊に18%サービス料がかかります。このツアー中の2日だけパッケージを頼む等ということはできません。

又、飲み放題パッケージを申し込むときは同室者全員で申し込まないといけません。同室ご夫婦のご主人だけ「アルコール飲み放題」で奥様は「ソフトドリンク飲み放題」パッケージを申し込むということはできません。

どちらかに合わせて申し込むか、もしくはドリンクパッケージを申し込まずに単品でそれぞれ注文するという選択肢になります。

コーヒーチケット等飲み放題ではなく個人申し込みは、お一人で申し込めます。

単品で注文したときのお値段の目安を下の表にしてみました。

※価格は変更する可能性あります

カクテル $8から$9
ビール $6から$7弱・キリン一番搾り$8
日本酒 $10から$15
焼酎 $8から$10
梅酒 $4
ウイスキーやバーボン $7から$8
ノンアルコールカクテル4種類 $5.5
ジュース、ソフトドリンク $2から$3
レッドブル $4.5
有料ミネラルウォーター $3.5(タップウォータープリーズで無料のお水いただけます)

 

コーヒー・紅茶 レギュラーサイズ ラージサイズ
ドリップコーヒー $1.25 $1.75
エスプレッソ、マキアート $1.75 $2.5
カプチーノ、ラテ $2.75 $3.75
紅茶 $1.95

 

アルコールを一日8杯から10杯毎日飲む方は元がとれるかなぁといったかんじですね。終日クルーズの日もあれば寄港地に下りて船内にいない日もあると思いますので、そのあたりも考慮したほうがよいです。

ただいくら飲み放題でも、一日に頼める上限というものがあります。プリンセスクルーズのサイトに飲み放題に関しての注意書きがあります。以下に訳を載せていますのでご覧ください。


おそらくシェアして飲むのを防ぐ目的などがあるのではないでしょうか。

こちらのアルコール込みのドリンクパッケージの最大の利点は、色々考えなくて好きな物を注文出来る、という気楽さがあります。せっかく豪華客船に乗ったのだから、優雅な雰囲気に浸りたいときは最適なパッケージです。

ソーダ、ノンアルコールカクテル含むソフトドリンクパッケージ

1日$8.05でソフトドリンクが飲み放題になります。炭酸飲料(レッドブル以外)・ジュース・ノンアルコールカクテルです。

こちらもツアー全日程分注文しなくてはいけません。又同室者全員申し込むというのも前述した、アルコール含む飲み放題と同じです。ただ以下にも詳しく書きますが、ダイヤモンドプリンセスはソフトドリンクは持ち込み制限が有りませんので乗船初日に必要な分持ち込むということができます。

しかし、飲み放題を申し込めば初日にソフトドリンクを大量に持ち込む手間が省けるとか、その場で注文して冷たいものが出てくるなどの利点はあります。

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プレミアムコーヒーとソーダ・ノンアルカクテル含むソフトドリンク飲み放題パッケージ

こちらは新しく追加されたドリンク飲み放題で、ソーダパッケージにプレミアムコーヒーの飲み放題もセットにしたものです。こちらもツアー全日程分注文しなくてはいけません。又同室者全員申し込むというのも前述した、飲み放題と同じです。1日一人¥2,713になります。

コーヒーを毎日毎食はもちろん、常にそばにあるくらいのコーヒー好きにはたまらなくうれしい飲み放題です。ただスタバのようなプレミアムコーヒーを何杯も飲むという方向けにはお得だと思いますが食後の普通のコーヒーで十分という方には少しもったいないかもしれません。

通常の食後のブラックコーヒーとかでしたら1杯1.25ドルですし、コーヒーパッケージを購入すればそれは飲み放題になりますので、そこまで甘いプレミアムコーヒーを何杯も飲むかはご自身にあっているか良く考えられると良いと思います。

もちろんアルコールは飲めないけど、コーヒー紅茶(スタバ系)が常にないと困るというかた、ソーダ大好きな方にはピッタリです。そしてこちらも飲み放題なのであまり考えなくて船内に沢山あるバーやカウンターで頼んですぐ飲めるという利点があります。

ビールパッケージは注意して

ビールパッケージというものがあり、外国ビール4本分の料金で5本飲めるというものです。細かい金額は変更している可能性がありますが、だいたいの目安でお考えください。

ただこちらのパッケージを注文するときの注意点は一度注文すると一度に5本ルームサービスで持ってきてくれます。また客室のキャビン内でしか開栓できません。客室以外に持って出て開けると開栓料を取られます。

ドスエキス(メキシコビール) $24.15
ハイネケン(ドイツビール) $25.30
バドワイザー(アメリカビール) $26.45
バドライト(アメリカビール) $26.45

 

2019年最新プレミアムコーヒーカード情報 デジタル化:注意!

メニュー
ダイヤモンドプリンセスにはコーヒーパッケージというカフェ系のみのドリンクパッケージがあります。2019年6月現在こちらのコーヒーパッケージの価格は4,207円でプレミアムコーヒー(スタバのようなの)含むコーヒー紅茶類が15杯飲めます。

内容はエスプレッソ・カプチーノ・マキアート・ラテ等15種類ほどから選べます。アイスでも追加料金はかかりませんし、レギュラーとラージサイズがあるものもありますが、ラージサイズでもプラスで追加料金を請求されることはありません。

このコーヒーパッケージを購入すると「淹れたてコーヒー」通常のブラックコーヒー、ココアや紅茶(アイスにもしてくれます)は飲み放題になります。

ただ、こちらのコーヒーカードが以前と大きく変わりました。最新のダイヤモンドプリンセスのコーヒーチケットはデジタル化されています。

前は紙のコーヒーカードが渡されて、注文するたびにそのカード自体に穴をあけて杯数を管理されていました。

しかし今はクルーズカードに登録されるので個人で今何杯飲んだかなということを目で見ることができません。基本「シェアできません。個人様で飲んでください」となっています。

自分が後何杯飲めるかは船内アプリのプリンセス@で見ることもできませんし、フロントそばにある機械にカードを通しても見ることができません。

フロントで聞くか、ショップで尋ねると教えてくれます。自分のクルーズカードを渡して「How many cups are there?」とか「ハウメニー カップス?」と尋ねると、レジにカードを通してくれて情報を見てくれます。そこに何杯飲んでるか出てくるので、あと何杯飲めるか教えてくれます。

又もう一つの以前との違いは紙のカードには期限がなく次回乗った時に持ち越して使用されていた方もいるようですが、それもできなくなりました。

コーヒーパッケージはそのチケットを購入したときのクルーズツアー期間のみが対象で下船して、また次のクルーズツアーでプリンセスクルーズの船に乗ったとしても以前の残った杯数がデータに残っていて使えるというわけではありません。

乗船している間に使い切らなければ、もし飲み終わらなくて余っても次回乗船した時にその杯数分が残っていて使えるということはありません。そしてもちろん残した分の差額の返金もありません。

以前と比べると少し融通がきかなくなったかなぁという感じは否めませんが、船内のブッフェの無料のコーヒーはかなり薄いといったように味に関しては悪評が目立ちます。個人差はあると思いますが、コーヒーがお好きな方はこちらのカードを持っておかれても良いと思います。

私はコーヒーが特に好きな方でも味が分かる方でもありませんが、ランチ後のコンビニコーヒーに慣れてしまっているので、ついついアイスラテなどほしくなりそうです。このカードを持っていると安心しますね。

乗船前にパソコンからコーヒーパッケージの「申し込み」をしたときの記事です。事前に申し込む方はご参考にされてください。↓↓↓

ダイヤモンドプリンセスの飲み物は選択肢が豊富

意外と沢山飲み物を持ち込めるダイヤモンドプリンセス

ダイヤモンドプリンセスは飲み物に関しては意外と沢山持ち込めるものがあります。アルコールでもワインかシャンパンは750mlまでなら20歳以上のお客様一人に付き1本持ち込めます。ただし客室内で飲むものですので、部屋以外のパブリックスペースで開けるときは開栓料金が$15かかるのでご注意ください。

ソフトドリンクには持ち込み制限がありません。ミネラルウォーターや炭酸ジュース、お茶や野菜ジュース等量も特に制限がないので、乗船初日に沢山持ち込むことができます。

ダイヤモンドプリンセスは日本の寄港地に寄るツアーが多いので下船すれば普通にその地のスーパーやコンビニで購入して飲むことができます。なのでそんなに事前に買い込んで持ち込む必要もないのかなとも思います。

ただいくら日本国内の寄港地で購入したものでも、基本船内への持ち込みはNGです。飲食物は、衛生上の観点からも寄港地からの船内への持ち込みはできません。綺麗にラッピングされたお土産などとわかる場合はその限りでもないようです。そこは乗船するときのセキュリィティスタッフの指示に従ってください。

そして、日本人好みのお茶が船内にはあまりありません。たとえば美味しい日本茶やウーロン茶、麦茶等コンビニで普通に買えるようなものがないので、こちらを飲み慣れていて船内で常に飲んでいたいな、欲しいなという方は乗船初日にご自身で必要と思われる分を持ち込んでおくほうが安心です。

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ダイヤモンドプリンセス【ハッピーアワー】は飲み物がお得な時間

※2019年現在行われてないようです。復活するといいですね!
ダイヤモンドプリンセスには【ハッピーアワー】というドリンクの注文がお得になる時間帯があります。終日クルーズの時は一日に2回、寄港地へ寄るときは一日に1回あります。

その時間は船内新聞やスタッフからの「ハッピーアワー」という声かけでわかります。同じ飲み物を頼むと二杯目が$1になるという破格のお値段の時間です。

なので皆さん殺到するのですごく込み合います。がほとんど半額で飲むことができるので、その時間をおおいに楽しんでみましょう。ただ注文すると一度に2杯出てきます。

冷えたのを都度都度持ってきてほしいなと思うこともあるかもしれませんが、お安く提供してくださるのでそのあたりはご愛嬌ということで美味しくいただきましょう。

せっかくなら使いこなそうフリードリンクやルームサービス

ビュッフェでは無料というか追加料金なしのフリードリンクがあります。タップウォーター(ミネラルウォーターではない水)、コーヒーや紅茶、オレンジジュース、レモネード、牛乳があります。マグを持参すればキャビンに持って帰ることもできます。

ただ、ご自身のマグに注ぐときは衛生上直接注ぐのではなく備え付けのコップに注いだものをマグへ移すようにしましょう。また後ろに並んでいる方がいらっしゃれば、マグへ移すために、あまり長い時間占領するのは考え物です。

限られた同じ船に乗っている者同士、譲り合ってドリンクバーを利用しましょう。ブッフェのドリンクコーナーにも「直接ご自身の容器に入れるのははやめてください」的な張り紙がされていました。

ルームサービスを頼めばこれらは無料で提供してくださるので、上記のフリードリンクはお部屋で頂くこともできます。ルームサービスはチップとして$1から$2お渡しすれば良いです。

部屋の電話の内線で頼むか、プリンセス@という船内サイトから頼むことができます。水もタップウォーターで良いときはルームサービスでチップを払うという選択肢も手間がかからなくて良いです。これはこれで豪華客船の雰囲気を損なわずに優雅な気分を味わえます。

ブッフェはいくら追加料金がかからないからといって必要以上にとり、結局捨ててしまうというような無駄なことがない様にだけはしましょう。マナーを守って優雅でスマートなクルーズをしたいですね。

ブッフェやルームサービスなど無料の食事についてはこちらに詳しくまとめています。

ダイヤモンドプリンセスのドリンクは組み合わせて楽しめる

アルコールは嫌いではないですが一日に10杯近くは飲まないこと、寄港地で降りることを考えました。またソフトドリンクに関してはせっかく豪華客船に乗ることやプールサイドやレストランですぐに冷たい物を頂けるメリットを考えました。

コーヒーに関しては無料のコーヒーの悪評とラテ好きなのを考えました。お水をお部屋で頂くのはチップを払ってもルームサービスでタップウォータープリーズで十分なのかなと思います。また日常的に水よりお茶を飲んでいるので、船内に日本人好みのお茶がない事を考えました。

以上のことから、最初の乗船時にペットボトルでお茶を数本、ワインを1本持ち込み、ソフトドリンクパッケージとコーヒーカードを購入するのがよいのかなと思います。そしてアルコールはその都度注文して頂く、お茶が切れて欲しかったら寄港地で調達するという組み合わせが私には丁度よさそうです。ご自身にあったドリンクの組み合わせで楽しまれるといいですね。

実際乗った後のドリンクパッケージは頼みすぎた感あり

実際は乗船前にサイトのクルーズパーソナライザーから「クラッシックソーダソフトドリンクパッケージ」と「コーヒーパッケージ」を注文してクレジットカードで支払いも済ませていました。

持ち込みは一人分としてワイン750㎖を1本、ミネラルウォーター350㎖を2本、ジャスミンティ350㎖を2本持ち込みました。現在ドリンクパッケージを申し込むと水1.5リットルがサービスでつきます。

すでに2本部屋に届けられていました。なのでミネラルウォーターの持ち込みはドリンクパッケージを注文するならば必要ないようです。(ただこのサービスは内容が変わるので、必ず水をもらえるということではありませんのでご注意ください。)レストランなどのタップウォーターも普通に飲めます。

そして同室者もソフトドリンク飲み放題パッケージを頼んだので部屋には全部で3本1.5ℓのミネラルウォーターがあり、持ち込んだ350㎖も2本あったということです。このお水を頂けるサービスは事前にサイトからでも直接船内での申し込みでも同じようです。

下船時は1.5ℓ1本丸々と半分ほど開けたペットボトルが水は余りました。そしてコーヒーパッケージですが下船するときは4杯残りました。なぜならお腹がいっっっぱいだったからです。

ソーダパッケージも同じで一日に3杯から4杯頼むと元が取れそうですが、実際は頑張って無理やり3杯は飲もうかなといった感じで最後はこれまたお腹いっぱいで甘いジュースや炭酸は飲めなくなりました。

悪評高い?コーヒーはというと元々コーヒーの味がわからない者ですが、ブッフェに二つあるコーヒーの一つは確かに味なんてないような色水といった感じでしたが、もう一つは通常通りにいただけました。又レストランではデザートを頂くときにコーヒーか紅茶がいただけます。

その時のコーヒーなどは普通に飲めます。なのでそんなにこだわりがない私には、プレミアムコーヒーチケットまでは必要なかったです。

持ち込んだジャスミンティは2本とも私が飲んでしまい、ワインは同室者も持ってきていたので2本ありましたがそれは私は飲まず、同室者が全部あけました。

私はアルコールが飲めないということはありません。むしろ好きな方ですが、食べ物も美味しいので常に何か食べていたので、とにかくお腹が膨らんで飲み物もあまり入らなくなりました。

最後の方はすっきりしたくて水か持ち込んだお茶が一番飲みやすくなっていました。今回この二つのドリンクパッケージで1万円近くかかりました。次にダイヤモンドプリンセスに同じ泊数乗るときは、ドリンクパッケージは何も頼まずにその都度アルコール含め、飲みたいときに飲みたいものを単品で飲んでみようと思います。

私くらいの飲み方であれば単品で頼んでも5泊くらいなら1万円程度に収まりそうだと思うので次回はそのようにしてみます。持ち込みはドリンクパッケージを頼まないのであればお水が部屋にはないので水350㎖2本とお茶350㎖2本持ち込むくらいで十分かなと感じました。

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クルーズ経験豊富な博多 豪(はかた たけし)

クルーズ経験豊富な博多 豪(はかた たけし)

華の友達でクルーズ経験豊富な豪。体験談を華に伝え、豪華客船に関して知っていることを惜しみなく華へ伝えてます。

陸クルーズニストの福岡 華(ふくおか はな)

陸クルーズニストの福岡 華(ふくおか はな)

クルーズ経験は浅いが豪華客船に恋焦がれている主婦です。憧れすぎて独自に調べまくってかなり詳しい陸(おか)クルーズニストです。