華さんと学ぶ 後悔したくない初めてのクルーズ 船旅

【陸クルーズニスト華と豪の豪華客船に乗りに行こう】

豪華客船で病気になってもお医者様がいるので安心です


    • 豪さん、豪華客船での船旅とても楽しそうですね。

    • そうですね。船旅はとても快適ですよ。

    • でも豪さん、また心配事が出て来たんですけど。

    • どうしたんですか?

    • 私には70代の父母や小さな姪がいるのですが。

    • そうですね。素敵なご家族ですよね。

    • ありがとうございます。そのようなときにやっぱり怪我や病気が気になります。

    • それはそうですね。それでは豪華客船船内で怪我をしたり、病気になった時のことを少し話してみましょうか。


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怪我や病気をしたら医師や看護師からみてもらえます

豪華客船に乗りたいけど海の上、限られた空間の船内で病気になったり、けがをしたときはどうすれば良いのだろうと考えますよね。安心してください。どの客船にも医療施設があり医師と看護師が船内に常駐しています。

船内の専属のドクターは船医とも呼ばれ、色々な分野(内科・産婦人科・精神科・語学等々)の専門知識を必要とします。診療施設が開く時間は決まってますが乗客の訴えがあれば基本24時間対応してくれる状況です。

乗客だけでなくクルーの精神的健康管理にも必要

船医は乗客の健康維持にも必要とされますが、豪華客船で働く船員の健康維持のためにも大変大きな力添えをされています。クルーは、ロングクルーズとなると海の上の限られた空間に数か月勤務する状況になります。そのようなクルーの精神的な問題にも対応するとても重要な医師になります。

重篤で船内の診療所で対応できないときは、最寄りの寄港地によって降ろされて病院へ行くか、ドクターヘリを呼んで空路で病院へ運ばれるかしますので、その時も安心です。

船内診療所待ち時間が発生することも

乗客とクルーの人数が数千人と多い船になると診療に待ち時間が発生する状況も出てきます。船が一番嫌うのが伝染病で、もし疑わしいときは隔離されて外出禁止になることがあります。

船内は大型客船ならショッピングセンターくらいの広さや設備があるといっても限られた空間なので、すぐに病気が広まる可能性もあります。それを一番恐れていますので、私たちも無理をせずそのような状況になった時は医師の判断に従いましょう。

症状を説明するときの言葉の不安はこれで解決

ただ、国内船ではなく海外船の場合語学の不安が出てきます。いくら語学も堪能の優秀な医師が乗っているとはいえ、その方が日本語が話せるとは限りません。自分の症状を説明したり、出された薬の説明を聞き取ったりということは、なかなか難しいものです。

体調が悪いのに、片言の英語では伝わらないのでお互いもっとストレスを感じるでしょう。日本からの添乗員や日本語堪能のクルーがいれば通訳もお願いできるでしょうが、もしそのような方がいないときは、更に不安が募ることでしょう。

オフラインで使えます

そして海の上ということでもう一つネックになってくるのが、ネット環境です。別記事にも書きましたが、船上はWi-fiがあるとはいえ高額で速度も遅いです。となるとオンラインの通訳機器やアプリは症状を説明するときには、遅くてこれまた伝わらない可能性があります。

そのようなときにも使えるのが無料アプリの「Google翻訳」です。このアプリはオフライン(インターネットに接続されてない時)でもテキスト入力では使用できるのです。オフラインだと音声入力ができないのでその時の症状によっては難しく手間がかかるかもしれませんが、このようなオフラインでも使える無料の翻訳アプリをインストールして試しに使ってみておくと安心です。

車いすご利用の方・体力的に自信のない方・持病やアレルギーをお持ちの方々が知っておきたい情報

日常車いすを使用している方や持病やアレルギーをお持ちの方、体力に自信のない方々も、もちろんクルーズの旅は楽しめます。ただ申し込み時に妊婦さんなどと一緒で「特別な配慮を必要とする」旨を船会社へ申し出る必要が有ります。

その際船にもよりますが、場合によってはどうしてもお断りすることが出てくると思いまが、それはご本人様はもちろん、乗客、クルーの安全な航行上必要な判断であることをご理解していただけると思います。

車いすをご使用されてる方は船には基本用意されていないのでご自身の車いすで乗船します。またその際補助する能力のある補助者、付添人の同乗が条件となってきます。

寄港地へ上陸にテンダーボートが必要な時がある

そして大型客船には車いすで乗船できても、寄港地によっては、大型船から直接陸に下りるのではなく、「テンダーボート」という渡し船(ボート)に乗り換えて上陸するところもあります。場所によってはこのテンダーボートに車いすで乗ることができないことがあります。その時は上陸できず、せっかくの寄港地に降り立てないということになりますのでこちらは良く確認されて、クルーズ旅行の行先を決めましょう。

又、このテンダーボートは天候によっては出せない事があり、いくら体力的に自信のある方でも寄港地に上陸できません。その時は船内のアクテビティを思い切り楽しみましょう。

船内は移動しやすいエレベーターとフラットなつくり

クルーズ船の船内ですが、体力的に自信のない方、日常車いすは使用していないが足が少し不自由な方などにも安心の作りになっています。もちろん車いすの方にも、上下はエレベーターで繋がっていて横移動はフラットになっているので移動がしやすいです。

ただ大型のクルーズ船だとかなりの広さになりますので、お部屋を取るときはエレベーターの近くなど移動しやすい場所が取れると毎日の負担になりません。

好き嫌いではダメ 健康維持上必要な物

食物アレルギーをお持ちの方も事前に申請することで船会社は可能な限り対応してくれます。また基本飲食の持ち込みは禁止されていますが、赤ちゃんのミルクを作るための水などは申請すれば持ち込める可能性があります。

船の中にミネラルウォーターは用意されていますが、赤ちゃんによっては飲みなれた水で作ったミルクでないと飲まない子もいるのでそれはその旨伝え写メで持ち込みたいものを写し送信して判断を仰ぐようになります。

これはアレルギーをお持ちの方も一緒ですが持ち込むためには医師の診断書が必要な場合もありますので詳しくは船会社の指示に従ってください。

ただ好みで「僕は硬水はダメなんだ。軟水しか飲めないから」ということであれば持ち込みはお断りされると思います。しかしそれが医師の何かしら診断書があり健康状態が保てないのであればOKでる可能性があるということです。

そして見慣れない薬をのむのが嫌な方、持病がある方で定期的に服用している薬がある方は必ず日本から持って行来ましょう。事前申請が必要な場合は船会社の指示に従いましょう。船内に日本で扱っている薬があるとは限りませんのでご注意ください。

海外旅行保険、備えあれば憂いなし

ドクターヘリは超高額

陸地の移動の旅行の時は保険はクレジットカードに付帯されている保険があるから入らないでいいわ~。というかたもいると思います。しかしクルーズ旅行においては、海外旅行保険は備えているに越したことはないです。

というのも、前述に出てきた診察をしてくれたり薬を出してもらったりは、全て自費になり高額になります。ましてやドクターヘリを呼ぶ状況がないとは言えません。

ドクターヘリを呼んだ場合は数十万、数百万という高額料金を支払う必要が出て来ます。クルーズ旅行での海外旅行保険は備えあれば憂いなしで安心です。

飛行機使用時のトラブルにも強い味方

またフライ&クルーズの方は飛行機で預けた荷物が届かないというときの保険などもついている場合があります。クレジットカードについている保険でも場合によってはカバーされていますが内容はかなり違うのとわかりにくくできていますので、どういった場合に保険が効くか、効かないかは良く、良く納得されるまで保険会社に確認されておくといいですね。

私は大丈夫だろうと思いたいですが、こればかりはわかりません。そうなったらどうしようと不安の中旅をするよりも、少しの追加で安心して旅を楽しめるのであれ海外旅行保険は備えているとよいですね。

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クルーズ経験豊富な博多 豪(はかた たけし)

クルーズ経験豊富な博多 豪(はかた たけし)

華の友達でクルーズ経験豊富な豪。体験談を華に伝え、豪華客船に関して知っていることを惜しみなく華へ伝えてます。

陸クルーズニストの福岡 華(ふくおか はな)

陸クルーズニストの福岡 華(ふくおか はな)

クルーズ経験は浅いが豪華客船に恋焦がれている主婦です。憧れすぎて独自に調べまくってかなり詳しい陸(おか)クルーズニストです。