豪華客船上でのインターネット回線は超高級品
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高かろう遅かろうけど豪華客船上でインターネットは使えます
今は老若男女どなたもインターネットの世界に触れて過ごしています。もちろん全く触れなくて過ごしている方もいらっしゃると思いますが、ほとんどの方がスマホを片手に生活していると思います。
そして一度インターネットを使い慣れてしまうと、携帯電話を離してしまうことに抵抗や不安を感じる方もいるのではないでしょうか。そのような状態で豪華客船に乗り込もうとしたら、船の上って繋がるのかな?と心配になりますね。
最初に申し上げますと、船上でもインターネットは使えます。ただし洋上、海の上になりますので、衛星を使用してインターネットに繋がります。そのため高額になるのと、速度もかなり遅いです。また海域によっては繋がらないところも出てきます。
「メールを送る」程度であればなんとかスムーズに行きますが、画像を閲覧するなどになってくるとかなり時間を取られてしまいますし、それによって使用時間も長くなってくるので金額もかさんできます。
使用する機器は、船に設置されているパソコンを使用する方法とWi-Fiが飛んでいてご自身の機器(スマホやタブレットやパソコン)から直接ネットにつながる方法とあり、最近はお部屋でネットにつながる後者の船も多くなってきてます。もちろんどちらも有料です。
客船によっては、外部と繋がるネットではなく船内のみ繋がる回線がありそこには船内新聞が流れてきたり船内の情報を知ることができます。また船の中は広いのでそれは同室の方との連絡手段にも使えます。
豪華客船ごとのインターネット使用料
※2018年12月時点での情報です
飛鳥Ⅱ
● 利用料金
30分 プラン 1,000 円
1時間 プラン 2,000 円
3時間 プラン 5,000 円
12時間 プラン 15,000 円
24時間 プラン 24,000 円
●11 デッキ前方「コンピュータープラザ」、「パームコート」、「ビスタラウンジ」、「ロイヤルスイート客室」にてWi-Fiが繋がります。
●ロイヤルスイートのお部屋の方は無料でWi-Fiが使えます。
にっぽん丸
●利用料金
30分1000円~
●5階「eカフェ&ライブラリー」では、インターネットサービス専用のパソコンが設置されています。
●5階「eカフェ&ライブラリー」、6階「ラウンジ海」、7階「ホライズンラウンジ」「リドテラス」にてWi-Fiが繋がります。
ぱしふぃっく びぃなす
●利用料金
国内クルーズ15分まで 540円
以降15分ごとに 540円
海外クルーズ 15分まで 500円
以降15分ごとに 500円
●6階にパソコンルームが有ります。
●ロイヤルスイートルームのお部屋の方は無料でインターネット閲覧、Eメールサービスを受けられます。
ダイヤモンド プリンセス
●1分約79セントで、お得なパッケージ料金有
●インターネットカフェ有り。客室では自身のパソコンを持参して、無線LANインターネット接続が可能。
※日本近海であっても航海中の通信料は国際ローミングサービスに接続するため高額になる場合があります。携帯電話のローミングサービスを利用されない方は、事前にデータローミング設定OFFへ変更、もしくは日本の寄港地に停泊中以外は念のため電源を切るか、機内モードへの設定変更をおすすめします。機内モードでもWi-Fiには繋がります。
●プラチナメンバー以上の特典
インターネットカフェ無料接続サービス
7泊以下のクルーズ=150分
8~20泊のクルーズ=250分
21泊以上のクルーズ=500分
プラチナメンバー
プリンセス・クルーズは初めて乗船すると同時に「キャプテンズ・サークル」のメンバーとして皆さん登録されます。 次回からはリピーターとして様々な特典が受けられますが、そのうちの6~15回目のご乗船の方、または51~150泊目となるお客様は「プラチナメンバー」となります。
●船内ネットあり、専用機器にて同室の方と連絡取れます
コスタ ネオロマンチカ
●利用料金
初期登録費用3$、1時間10$、3時間24$、1分0.5$
●インターネットルーム有り24時間利用可能。インターネット・ポイント(デッキ12後方)
ネットルームでインターネットを使用する際、課金はコスタカードにされますので、必ず持っていきましょう。ただし、こちらのコンピューターは日本語対応ではないため、日本語がうまく表示できない可能性があります。
●船内ネットあり、専用機器にて同室の方と連絡取れます。
マイコスタモバイル
スマホやタブレットで使えるアプリ「マイコスタモバイル」を出発前にダウンロードしておけばクルーズの船上にいる友だちや家族と、いつでもチャットによって連絡が取れます。そして屋外デッキにいて、スパのトリートメントを予約したいときや、キャビンやレストラン、スパ、寄港地観光オフィスなどの船上サービスにも、マイコスタモバイルがあれば、時間の制約なく、無料で連絡出来ます。
寄港地(陸上)でネットに繋げて情報を得る
もう一つ豪華客船の旅行中にインターネットに繋がる方法として、寄港地(陸地)に上陸したときに無料Wi-Fiが飛んでいる場所へ行きネットにつなげる方法があります。最近はホテルやカフェ、空港やレストランなどでフリーワイファイが飛んでいますのでご自身の機器を持ち込んで、インターネットに繋げる方法があります。
ただフリーですのでセキュリティ上の問題があるのと、その場所からは動けないという難点があります。私などはスマホを「ナビ」として大いに活用してますので、動きながらネットに繋がっていたいです。
そのような方はポケットWiーFiを日本からレンタルして来る方法があります。そちらに繋げると寄港地(陸上)で、行きたいところを「検索」したり、その場所を「ナビ」したり聞きたい事を現地の方に「翻訳」して聞いたり「コミュニケーション」を取ったりできます。思い切りインターネットを活用できます。
船上でインターネットに繋がったとしても速度も遅いストレスあるネット環境を考えれば、たとえ寄港地(陸上)でしか使えなくてもスムーズにネットに繋がる快適さや、セキュリティ面からも、日本からポケットWi-Fiを借りていくことをそれほど無駄だとは思いません。
レンタル会社によって違いますが、ワイファイは1日1000円ほどで借りれます。終日航海日で洋上で使えない日があったとしても、陸上でインターネットの快適さを得られるのであればそこは我慢できるかなというお値段です。レンタル方法も郵送であったり空港で受け渡しができたりネットで完結できるのでそれほど手間がかかりません。
その際もう一つ重要なのが予備のバッテリーです。ナビなど繋ぎっぱなしだとあっという間に充電がなくなってしまいます。なので必ずこちらの予備バッテリーも持っていきましょう。
そしてもう一つ大事なのが予備バッテリーと本体を繋ぐ線、コードです。こちらが破損していて、うまく充電できないときがありかなり焦りました。方向音痴なのに充電がうまくいかず残り1%で目的地に着いたときは本当に泣きそうでした。
今はスマホの中に連絡先や場所の住所やその他全ての情報が入っています。そこでこのスマホの電源が落ちて入れなくなったら、お金があったとしてもどうしようもならないことがある怖さを知りました。本当に大事な最低限の連絡先などはアナログでメモをとって持参しておくことを強くお勧めします。
思い切ってネットから離れると見えてくる
高額であろうが、時間がかかろうが、手間だろうがインターネットに繋がりたいという方はご自身に合ったインターネット環境を整えられると良いと思います。ただそれでも通信回線なので、海の上を航行しているときに回線が繋がらない場所は出てきます。
ポケットWi-Fiを持っていたとしても寄港地(陸上)で繋がらない場所もあるかもしれません。そのような時は思い切って素直にネットに繋げることをあきらめましょう。
以上のことから私は、ポケットWi-Fiを日本で借りておき、船の中はインターネットから完全に離れてクルーズを楽しみたいです。寄港地ではレンタルWi-Fiでネットの力を駆使してご当地の良さを楽しみ、フリーWi-Fiが飛んでるところでは、日々のメールチェックやSNSチェックをするという方法で行ってみたいです。
いざインターネットから離れてみると、こんなに贅沢な時間があるのかと再認識できます。日頃時間や仕事や業務や何かの締切に追われる生活から、この豪華客船の旅行中だけは思い切って忘れて過ごすと、時間はゆっくり過ぎていくんだということ、その時間はとても贅沢な時間なんだということを思い出せてまた新たな活力になりそうですね。
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