【ロイヤルカリビアン】の【クァンタムオブザシーズ 】ドレスコードが選べちゃう
豪さん、クルーズ初心者にはドレスコードは永遠の悩みです
はははっそうですね。特に日本人はチップやドレスコードといった環境に慣れてないからなかなか想像がつかないですね。
そうなんです。
世界的にもクルーズのドレスコード事情が変わってきているようですよ。
そうなんですか。
そのうちのロイヤルカリビアンインターナショナルが運行しているクァンタムオブザシーズはドレスコードが選べるんです。
えー！どういうことですか？？クァンタムオブザシーズは先日外観見学お見送りをした巨大な船ですよね。
そうそう。それについてまとめてみましょう。
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ロイヤルカリビアンの船クァンタムオブザシーズはカジュアル船
2014年11月に初就航したクァンタムオブザシーズは総トン数168,666トン、全長347.08ｍ、型幅41.40ｍの巨大豪華客船です。乗客数は4180人と小さな町の人口くらいの人が乗り込んでクルーズを楽しみます。
さながら本当に町が動いているようです。中にはショッピングセンターなみのブランドショップなどが並びます。他にも色々な国籍のレストランはもちろん遊園地のような施設も沢山有ります。シアターがありそこでは本格的なマジックやショーが毎晩開催されます。
そしてホテルのようなキャビン。内側の窓がない部屋全てが、壁面のスクリーンに海上の様子が映し出される「バーチャルバルコニー客室」となってます。
大型で豪華ですがクラスとしてはカジュアル船になります。賑やかでかしこまらず、ファミリーや３世代でのクルーズにも丁度良いのがカジュアル船です。
クァンタムオブザシーズはメインダイニングでドレスコードが選べます
カジュアル船のクァンタムオブザシーズは気楽にクルーズを楽しんでというクラスなので、ドレスコードに関しても規定が緩いです。
そして、他の船で良くあるのは、船全体でその日のドレスコードを楽しみましょうという流れが多かったですが、このロイヤルカリビアンのクァンタムオブザシーズはレストランごとにドレスコードが設けられています。
そのレストランに入るときにはこのドレスコードで来てくださいね。というのが最初から決められてるので、自己選択できます。かなり自由度が上がりますね。
しかもレストランにおいては通常最初に場所や時間やお席が決められるのですが、こちらはそれらも選べるのです。一杯で入れなくなるのでは？と心配されるかもしれませんが人気のあるレストランは予約も受け付けているので安心です。
そしてメインダイニングということは、食事の代金はクルーズ代金に含まれているのです。いくら食べても、メインだけ３つ頼んでもOKですし、サラダだけでもOK。選べちゃいます。アルコール等のドリンクは基本有料です。
クァンタムオブザシーズのメインダイニングとビュッフェ、カフェ
メインダイニングは5か所、無料ビュッフェももちろんあります。
アメリカン・アイコン・グリル
ドレスコードは【スマートカジュアル】です。古き良きアメリカがテーマになっていてアメリカ人好みの料理味わうことができます。
シルク
ドレスコードは【スマートカジュアル】です。パワフルでエキゾチックなアジア各国のお料理がバラエティ豊かに揃っています。
シック
ドレスコードは【スマートカジュアル】です。 創作料理が提供されていて食材と盛り付けにこだわった独創的なお料理を楽しめます。夜だけの営業です。
ザ・グランデ
ドレスコードがメインダイニングの中で唯一【フォーマル】です。華やかなりし時代のヨーロッパがテーマになっていて、エレガントな雰囲気の中で本格的なフレンチを頂けます。
せっかく豪華客船に乗ったのだからこういう雰囲気を楽しみたいわっという方にはとても満足行く場所です。
コースタル・キッチン
ドレスコードは【スマートカジュアル】ですが、こちらはスイート客室専用のダイニングになります。地中海の海の幸やカリフォルニアの大地の恵みを薫り高く頂けます。ワインも豊富に用意されています。
無料のビュッフェやカフェや軽食
それらにはドレスコードは【有りません】
♦とても広いビュッフェの「ウィンジャマー・マーケットプレイス」
♦24時間営業の「カフェ・プロムナード」
♦軽食がいただける「カフェ270」
♦ホットドックの美味しい「シープレックス・ドックハウス」
♦焼き立てピザを味わえるピザスタンド「ソレントス」等々
スペシャリティレストランでもドレスコードの選択が可能
「スペシャリティレストラン」とは有料のレストランになります。支払い方が2タイプあり、まずは、カバーチャージ（席料）をお支払いいただくシステム。
これは、レストランごとに料金の違うカバーチャージ（席料）をお支払い頂ければ、どの料理をいくつ食べても追加料金は有りませんというシステム。チャージ料を払えば、ゆったり、ご自身の好きな物を好きなだけ頂けるので、追加の料金を気にせず食事を楽しめます。
もう一つはアラカルトで注文しその分をお支払するシステム。料金は店舗のメニューごとに表示されています。いずれも飲み物代は別です。一部ご紹介します。
チョップス・グリル
ドレスコードは【スマートカジュアル】になります。 ロイヤル・カリビアンの船で大人気のステーキハウスです。やわらかでジューシーなステーキがお手頃価格でいただけます。
カバーチャージ：＄35
ソラリウム・ビストロ
ドレスコードは【スマートカジュアル】。ビュッフェスタイルのダイニングになり、家族でわいわいと食事をするのに最適です。
カバーチャージ：＄20（朝食は無料）
ワンダーランド
ドレスコードは【スマートカジュアル】です。見たこともない斬新な料理と驚きの仕掛けの数々で不思議の国のアリスをテーマにしたレストランです。
内装も不思議の国に迷い込んだようです。面白い仕掛けの一つはメニュー。何も書いていないのですが水を付けると字が見えてきます。
カバーチャージ：＄45
イズミ
ドレスコードは【スマートカジュアル】芸術的なお寿司や、船上ではとても珍しい鍋料理など、日本を含めアジア各国の料理が楽しめます。
アラカルトのお支払い
ジェイミーズ・イタリアン
ドレスコードは【カジュアル】イギリスでとても人気のあるシェフ、とコラボしたレストランでカジュアルなイタリアンが食べれます。
カバーチャージ：＄25
カンフーパンダ・ヌードルショップ
ドレスコードは【有りません】中国発着のみに現れるという、映画「カンフーパンダ」のヌードルレストラン。
アラカルトのお支払い
ラ・パィテスリー
ドレスコードは【有りません】可愛いお菓子がいただける、カフェ
アラカルトのお支払い
等々まだまだあります。沢山のレストランがありますがコードがある多くは【スマートカジュアル】ですね。男女とも結婚式に着ていくくらいの装いで十分です。もし少しおしゃれしたいと思えば男性は蝶ネクタイにするとか、女性はイミテーションでもキラッキラのアクセサリーで飾るなどをしてみてはいかがでしょうか。
【カジュアル】では男性はノーネクタイでシャツとパンツ、女性は街へお出かけする時のちょっときれい目な装いで十分です。
【フォーマル】になると公式ではタキシードやイブニングドレスを推奨してますが、カジュアル船なのであまりにもなのはかえって目立つかもしれないですね。
でももちろん、それを楽しむのは全然OKです。ザ・グランデにばっちり決めて楽しんでみましょう。着付けや荷物が多くなる問題をクリアされるならお着物はとっても喜ばれますし、人気があります。ただしいくらカジュアル船でも浴衣はフォーマルにはNGです。
ロイヤルカリビアンの船は行先でフォーマル度がさらに低くなる？！
ロイヤルカリビアンは、アジア以外にも南国リゾートを周遊するクルーズもあります。こちらになってくると、やはり暑いからか？もっとドレスコードが緩んできます。
短パンでも入場拒否されることがないときもあります。足元もサンダルでも止められないことがあります。この辺りクルーのさじ加減なのか地域の差なのかわかりかねます。
ただし、もし拒否された時にどうしてもそのレストランに入りたいと思うのであれば、念のため1本は長いパンツとシャツは持参しておきましょう。女性はワンピースがあれば十分です。
以前バリへ行ったときにドレスコードを全く考えてなくホテルのレストランで連れが短パンサンダルで止められました。他はロビーであっても別のレストランであってもまったく何も言われないので油断していました。
バリはリゾート地なのに珍しく、Gパンでなくパンツを1本持ってきていました。着替えて問題なく入れましたが、通常なら行く予定のないレストランに急きょ行くようになったので、もしここで入れなかったらきっと後悔していたと思います。最初は念のためにガッチガチのフォーマルではないにしろきれい目の洋服を持っていきましょう。足元の靴もお忘れなく。
最近のクルーズ船のフォーマルの傾向
凄いレストランの数ですね。それぞれにドレスコードがあるのですね。でもほとんどスマートカジュアルですね。
そうですね。カジュアル船ですから。
確かに、きっちりフォーマルとなると、小さいお子さん連れにはちょっときついし、荷物もどうしても増えますよね。
そう。でもきっちりフォーマルを楽しみにしている方にも環境が用意されているところが素晴らしいですね。
まさにゲストが選べるドレスコード。ゲストが選べるクルーズですね。
そうです。最近のクルーズ事情はまさに、現代の生活事情にあったクルーズを気軽に楽しんでもらおうという流れになってきています。
世界的にも、なかなか日常でイブニングドレスやタキシードを着る環境は減ってきています。それとは反比例してクルーズ人口はどんどん増えてきています。
それならば現代に合った、クルーズの方法を気軽に楽しもうじゃないかということで、ガッチガチのドレスコードを厳格に守る船は少なくなってきています。
そのかわり、気軽にクルーズを楽しむことができてきています。私もちょっと躊躇しますが豪さん曰く一度乗ってしまえばなんてことはない、次のクルーズからはどんどん荷物が減って行きますよ、とのことです。
2019年現在世界一の大きさの豪華客船「シンフォニーオブザシーズ」を所有するロイヤルカリビアンインターナショナルがクァンタムオブザシーズを運行しています。この船は中でもアジアを拠点として回る船になります。
香港発着や中国発着、今年はシンガポール発着に力を入れていくそうです。乗客の方は中国の方が多く、中国発着になると船内の言語も英語に中国語が追加されたり、レストランも中華料理が増えたりします。
日本は寄港地として割と頻繁に接岸しています。日本発着は以前行われたのですが今はない状態なのでフライ＆クルーズで行く必要が有ります。ただ日本のクルーズ熱が上がってきているので、日本にも力を入れて日本発着が復活すると嬉しいですね。
しかしフライ＆クルーズも良いところがあります。海外から乗って、日本に寄港したときなどは、他の乗客は観光や買い物で降りるので船内がガラガラになります。
逆に日本のかたなら降りずに船内を思い切り楽しめるチャンスですね。クルーズ人口が増えてもっともっと気軽にお安く船に乗るようになれたらいいですね。
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