【豪華客船は短期でも乗れる】休みが取れない人でも1泊で行けるクルーズの旅
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船旅の期間は船籍が大きく関係します
日本船にしかできない、日本国内だけを巡るツアー
華さんも言われているように船には船籍が有りその所在地は「船舶原簿」に登録されています。大きく2つに分けますと「日本船籍」の国内船籍と「海外船籍」になります。「海外」にはそれぞれの国の名前が入ります。
そしてここがクルーズの期間に大きくかかわってくるのですが、日本船籍の船しか日本国内だけのクルーズをすることができないのです。日本船籍は海外のエリアに行かなくても日本のエリアだけを航行できるのです。分かりやすく言うとパスポートがいらないクルーズができるのです。航行距離が短くて良いので日本船籍の豪華客船は短期のクルーズが可能となります。
海外船籍を持つ船は日本国内に寄港して日本から乗船できたとしても必ず海外の寄港地へ行く「タッチ」する必要があるのです。パスポートが必ず必要になって来るということです。
ということで、日本船なら1泊のワンナイトクルーズが出来るのです。夕方日本の港から乗船して出発し、翌日の朝、別の日本の港について下船するという短期の1泊2日のショートクルーズの旅が可能になってくるのです。
例えば
1日目・17:00横浜出港
2日目・9:30横浜入港
というショートクルーズで、出港した港へもどってくるパターンのものもあれば、
1日目・17:00神戸出港
2日目・10:00名古屋入港
というショートクルーズで、別の場所へ入港するパターンのものあります。
日本船の特徴と魅力と価格
日本船は日本の心をより理解している
自国の船には自国が承認する海技免状等を持った自国のクルーの乗船を義務付けています。となるとやはり日本船のクルーは日本語が通じるクルーの方が多いです。日本のクルーが多いと、日本の文化や慣習、食の好みなども理解されているので、日本人にあった「お・も・て・な・し」を船の中でも受けられるということになります。
これは海の上のしかも初めてクルーズを経験するという方にはかなり心強い環境だと思います。いくら短期の船旅でも体調をくずしたりトラブルはあるものです。そのときはやはり、日本語で意思の疎通ができ、日本の慣習や文化を理解しているクルーが船内にいるのは安心です。
日本船に乗っているお客様はほとんど日本の方です。年代は50.60.70代の方が多くを占めているので落ち着いた雰囲気で、船旅ができます。その年代にあったゲストが呼ばれステージを行っていて、さながら日本のホテルのディナーショーのようです。
日本船の部屋は全て海が見える客室になっている
日本船籍の客船は3隻あり、どの部屋も外の見えない部屋はありません。バルコニーがついていない部屋はあって、外に出ることができない部屋はありますが、すべてに窓がついています。閉塞感が苦手な方は外の見えるお部屋でくつろぎたいですね。
そして3隻すべてに大浴場があり、そのうちの一つの「飛鳥Ⅱ」とういう名前の船は全ての部屋にお風呂がついています。いくら短期のクルーズ旅行と言ってもやはり浴槽に浸かりたいと思う方は多いのではないでしょうか。
日本船では船旅をじっくり楽しもう
日本船は寄港地が国内のことが多く行った事が有る場所が寄港地になっている方もいらしゃると思います。そこで、「行った事があるわ」と敬遠されずに、思い切って豪華客船の船の中の船旅を楽しむという旅行をされてみるとよいと思います。ショートクルーズだとあっという間についてしまいますので、思い切り豪華客船を楽しまれてくださいね。
もちろんお一人でクルーズに参加される方も多く、船の中でお友達ができ、それから末永いお付き合いがはじまるお客様もいらっしゃいます。そのようなときもやはり、日本語が通じると安心ですね。
日本船の価格はお高いですが最高サービスを受けられます
日本船の価格はというと、外国船に比べるとやはりお高いです。1泊3万円から5万円ほどになります。
これはどうしても日本の人件費や物価等も関わって来ることですのでどうしようもないことだと思います。ただ、豪華客船ではショートクルーズでも、それに応じた日本のサービスを提供してくださいますのできっと満足されることでしょう。又、日本の行事・休日のお盆やお正月ゴールデンウィークで料金が跳ね上がるということはありません。
短期間で海外船も楽しめる「フライ&クルーズ」
日本船籍に乗る国内クルーズ1泊も魅力的ですが、やはり海外船のクルーズをしてみたいという憧れもありますよね。そう思ったときは短期で海外クルーズを楽しめる「フライ&クルーズ」という方法があります。
読んで字のごとく、「日本から海外の寄港地へ飛行機で飛んでその夜客船に乗船し翌日クルーズを終日楽しみ翌朝港へ戻ってきてその日にまた飛行機で日本に帰ってくる」という方法です。これだと最短の2泊3日が可能です。
例えば
1日目・9:40成田空港から香港の空港へ。その日の21:00香港を出港
2日目・終日クルーズ
3日目・9:00入港し香港の空港から成田空港へ20:55着
もう少し海外での陸地にいる時間や豪華客船クルーズでの時間が欲しいということでしたら「日本から海外の寄港地へ飛行機で飛んで1泊し次の日の夕方乗船し2泊クルーズを楽しんで4日目の朝日本に船で帰ってくる」という方法もあります。
もちろんこれが逆になり「日本の港で乗船して海外寄港地へ到着するまでの豪華客船クルーズを2泊楽しみ、3日目は下船して海外陸地を楽しみ1泊。次の日もギリギリまで海外陸地を楽しんだ後飛行機に乗り、飛んで日本に帰ってくる」ということももち可能です。これだと3泊4日になりますね。
例えば
1日目・福岡空港から飛行機で上海の空港へ。上海観光をして上海で1泊。
2日目・上海バスツアーに参加し夜上海の港から乗船
3日目・終日クルーズを楽しむ
4日目・福岡の博多港へ朝到着、解散
逆になると
1日目・博多港から乗船
2日目・終日船内でクルーズを楽しむ
3日目・上海に着き下船、上海市内観光後ホテルで1泊
4日目・上海バスツアー参加後、上海の空港から飛行機で福岡空港へ。解散
海外船の特徴と魅力と価格
外国船籍の船の特徴はド派手な船が多いです。大きさも大きいですし、設備も派手でウォータースライダーや、メリーゴーランドがついていたり、花火があがったり。
もちろんこれは船のランクによっても違ってくるので一概には言えませんが、日本船には大型でアクティブな船旅を気軽に楽しめる「カジュアルクラス」の船がないのでそう感じるのかもしれません。
船にはランクがあり3つのクラスに分かれています。そのうちの一番お手軽に船旅ができる船が「カジュアルクラス」になります。
「カジュアルクラス」の船は小さなお子様をお連れでも、設備やサービスが充実しているので、気兼ねなく楽しめます。ドレスコードのタキシード着用率も1~2割程度なので肩の力を抜いて気軽な船旅を楽しめます。
船旅は3世代がそれぞれ体力レベルに合わせてみんな気軽に楽しめる
最近は3世代で旅行を考えることが増えましたが、そのような時にどちらかのレベルに合わせた旅行プランを考えると思います。たとえば小さいお子さんがいるから激しい乗り物や大きな音がするものは避けよう。夜は早く寝よう等々。
逆にご年配の方に合わせるのであればなるべく段差や坂道などがないところ、歩き回らなくてよい場所を考えてプランを立てると思います。豪華客船には色々な年代の方々がそれぞれ満足できる環境がそろっているのです。
パパやママ世代にはお子様を安心安全に預かってくれる場所もあるのでご夫婦での時間も持てます。そのような気軽な「カジュアルクラス」の船が多いのも海外船籍の船の特徴と言えるでしょう。
そして大人数で動くときにもう一つネックになるのが全員が予定を合わせれるかということになります。それにはやはり短期のクルーズがあると予定も合わせやすくていいですね。
外国客船の価格は安い
日本船が1泊3~5万円だとすると、外国船は1泊1万円ほどで乗船できます。こちらは人件費や物価がお安いのと、船を大型化して大人数の乗客を乗れるようにしてコストを削減することで価格をお安く提供できるようになったからです。
しかし、どうしても海外へ寄港しなくてはいけないので日数がかかったり、飛行機代金がかかったりしてきます。純粋にクルーズのみのお値段だとかなりお安いですね。
短期でも楽しめる豪華客船の旅
老若男女、どの世代も楽しめるのが船旅です。陸の上の旅行だと、どうしてもどちらかに合わせて動く必要が出てきてしまいお互いが存分に楽しめないこともあります。船の上だと一緒に行動することもできれば、それぞれがしたいことで楽しみ、また夕食で一緒に楽しめるというように、お互いストレスなくしかも一緒に旅行を味わえるという最高の環境が整えられています。
豪華客船の船旅というと数か月を数十万円、数百万円かけてリタイヤした世代の富裕層の方々が楽しむ旅のイメージがありましたが、今はとても身近でカジュアルに短期の日程で楽しめるものになってきています。
もちろん「ラグジュアリークラス」の船に乗れば最上級の船旅も出来ます。かなり幅広く選択肢が増えてきたということです。ラグジュアリークラスは一番グレードの高いクラスになります。
日本船籍は質の良いサービスや大人の雰囲気を楽しめるため高価格にはなりますが、連続でお休みを取れない方が豪華客船ショートクルーズを味わうためにはちょうど良いですね。外国船籍はカジュアルからラグジュアリーまで選べ、日本からだと旅行日数に最低3日はかかってしまいますが、日数や金額も幅広く用意されているので、ご自身に合ったクルーズができますね。
一つ大きな注意点として、クルーズ中に寄る港、寄港地全ての場所で乗り込める、完全に降りれるとは限らないということです。船が港に寄って乗ってきた人が降りて観光したりしますが、新たに人が乗れるかどうかはその時のツアーによって違いますので、お気を付けください。港に客船が沢山寄るからと言ってそこから必ず乗り込めるとは限らないということです。
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