豪華客船初めて乗るならやっぱりバルコニー付きの部屋
スポンサーリンク
豪華客船の主な部屋の種類
豪華客船には、船によって呼び名が違いますが客室(キャビン)の種類が大きく分けて5種類あります。また、「豪華客船」とは言いますが、船会社は、洋上の限られた船というスペースに沢山のお客様を乗せたいのでどの船も客室は基本広くありません。ビジネスホテルというイメージでしょうか。
一部屋もツインかダブルでの二人使用が基本です。なのでもし一人で一部屋を使用したい場合は単純に約2倍料金がかかると思われてください。
最近はシングルルームを持つ船も出てきましたが割高ではあります。客室(キャビン)の種類とどのような方にお勧めかを書き出してみました。
内側
船の形を思い浮かべてください。「内側」客室とは言葉の通り、海に面していない船の内側のお部屋になります。そのため窓は一切なく、閉鎖的です。
裏を返せば電気を消せば真っ暗になりますので光が入って寝れない方にはお勧めです。またクルーズ船のお部屋の中で最もお求めやすく、お安いお部屋になりますのでとにかく価格を抑えて、船旅をしてみたいという方もこちらを選ばれると良いでしょう
もうすでに何度もクルーズを経験して部屋にはほとんどおらず、寝るときだけで良いという方や、とにかく安くクルーズをしたい方にはお勧めです。
ただ、初めてクルーズ旅行をする方で「豪華客船なのにお部屋はビジネスホテルなの??」とショックをうけそうであるなら、まず最初は避けた方が無難でしょう。また閉鎖的な空間が苦手な方にもお勧めしません。
閉鎖的な部屋のイメージを取り払うために、最近の新しい船には疑似窓というのでしょうか、モニターで外の景色を映し出していたり、ディズニークルーズでは窓の形をしたモニターにディズニーキャラクターが映し出されて遊びに来たりする工夫もされているようです。
それで全然かまわないという方にはやっぱり一番お安いのでお求めやすいですね。ただその分早くお部屋が埋まってしますので予約は早めに入れましょう。
海側(視界が遮られます)
外に面しているお部屋ではめ込みの窓がついているお部屋です。基本窓は開きません。外の空気を入れるということはできません。
そしてこの、「視界が遮られます」ということですが、船には色々な機械や設備、救命ボートなどが備え付けられています。部屋の場所によっては海側に面してはめ込みの窓もついているけど、これらの設備が窓のすぐそばの外に設置されているので「視界が遮られます」という意味でこういうお部屋があります。
なぁんだと思われるかもしれませんが、実際はかなり設備が大きいので、自然の明かりは入りますが眺望は良くありません。なのでわざわざこういった表記をしてお値段に多少の差をつけています。それらを理解したうえで申し込みをしましょう。
こちらは、閉鎖的な空間が苦手だったり、外の様子が少しで良いから知りたい、見たいという方、船に乗っている感覚を少しでも味わいたい方にお勧めです。
海側
そしてこちらは、視界が遮られていない窓がついているお部屋になります。せっかく窓がついているなら、眺望も良い方が良いという方はこちらのお部屋が良いですね。
天候によっては波なども被りやすいので窓は開けることができない、はめ込みの窓になります。船のつくりから階層は低く部屋数もあまりありません。ただその分エレベーターに近かったり施設に近かったりする場合も多いです。
豪華客船はとにかく広いです。何日も過ごす時にエレベーターやレストランが遠いとなかなかの距離を歩くことになります。そちらの面から考えてもこちらのお部屋だとエレベーターから近い場合が多いので、海側キャビンは穴場ではあります。
海側バルコニー
海側に面していて基本救命ボート等がついているお部屋よりは高い階層にある客室になります。そして部屋続きで外に出れるバルコニーがついています。
部屋の広さは内側客室や海側客室と変わりはないです。しかしバルコニーがついている分開放感が違います。
自分の部屋から好きな時に、のんびりと潮風を受けられるのは気持ちの良いものです。もちろんルームサービスでお食事を持ってきてもらいバルコニーで頂くこともできます。これぞ船旅というのを感じれるのではないでしょうか。
スイートルーム
以上の4つ以外で広かったり豪華だったりするお部屋になります。船により呼び名や広さ、部屋数は異なりますが、基本のお部屋の広さ以上のお部屋をスイートのくくりにしました。
このお部屋を借りた時は部屋のつくりはもちろん違いますし、受けられるサービスも違います。また船によってはスイートの方専用のレストランや専用ジャグジーやスペースなどもありかなりゆったりとした船旅を楽しめます。
ただし価格はやはりお高いです。なのでハネムーナーや、記念日旅行や、とにかくゆっくりと船旅を楽しみたい方にはお勧めです。
豪華客船クルーズは初体験が重要です
初めて船旅をするという方にはやはりバルコニー付きが良いと思います。私のように乗る前からどっぷりハマっていて、初体験がどうであれ、必ずリピートする!と決めている方は内側でも良いですね。
ただ、ちょっと一度乗ってみようかなという方であれば、船旅初体験が内側のお部屋で何日も過ごした時に「豪華客船なのに部屋が狭い、設備も・・・こんなはずではなかった」と後悔するかもしれません。
それより初体験は解放感のあるバルコニー客室を選んでおいた方が「ザ・船旅」というものを経験出来ますし、その後だと次は自分がどのような目的で乗りたいかが分かるので、リピートで部屋を選ぶときに選びやすくなります。
例えば船の中のアクティビティが最高に楽しくて部屋にいる事はなかったということであれば「内側」を。パブリックスペースでの海風より、やっぱりプライベートな空間でのバルコニーが必要だと思えば「海側バルコニー」を。
閉塞感がどうしてもダメとか、外に出れなくても良いが自然の明かりが必ず欲しいということであれば「海側」のお部屋をとればよいので、その指標となるのはやはりバルコニー付きのお部屋になります。
内側のつもりが初体験がバルコニー付きに!!
上記記事を書いていた時は内側で全くかまわないと思っていましたし、いまでもそう思いますが、なんと先日内側で予約していた部屋がチェックインしてみるとバルコニー付きの部屋になっていました!このようなランクアップはたまにあることで予約の部屋の入り具合でどんどん他の部屋を埋めていくためにおこることの様です。
例えば「内側」に予約が集中して内側の部屋がなくなっているけどバルコニーはガラガラ等のときに、どのような順番で入れていくかはわかりかねますが内側予約のかたをランクアップさせて、バルコニーへ入れ内側の部屋を空けてそこに乗客を入れるというようなことをするようです。
船側にすれば部屋に人が全く入らないよりは入ってくれた方がよいのでこのようなとっても嬉しい現象が起こるわけです。
このようなありがたい棚ボタでバルコニー付きを経験させていただきましたが、それはそれは最高でした。もちろん部屋にいる時間はあまりありませんでしたが好きな時に好きな時間海を感じれる、海好き、船好きにはたまらない空間でした。
天気があまり良いとはいえないクルーズでしたが、意外とそれも良くカンカン照りだとずっとバルコニーにいるのはつらいかなぁと思ったりもしました。
バルコニー朝食も、もちろんしましたがルームサービスも滞りなく快適で海風を受けながらの食事は開放的でとても素敵な経験でした。やっぱり一度はバルコニー付きでクルーズしたいですね。
スポンサーリンク